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Q:エンジン不調
2011-02-23  質問者:ゆたか さん
去年の夏からxs650spに乗っているものですけど、北海道住みでバイクシーズン終わりに100kmで走行中にパスンって音と一緒にマフラーからアフターファイア?してしまい、それからエンジン不調になってしまいました。パスんパスんいって、片肺っぽくなったり、加速もできなくガクンガクンなる状態です。乗り始めたばかりなので、詳しい事もわからない状態です。今は冬なのでそのまま保管してありますが、マフラーの中のサイレンサーがだめになったのか、エンジン自体がいってしまったのか、キャブなのかなにか思い当たる所はありますでしょうか?知り合いから売ってもらったバイクなので詳しいことはわからないんですよね。キャブはミクニのがついています。サイレンサーは申し訳程度の短いあまり効果がないようなのがついています。説明が下手ですいません。わかる事があればなんでもいいんで教えてくれると助かります。よろしくお願いします。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


症状から推測すると、その時点で明らかに片肺になったと思います。
残念ながらマフラーのサイレンサーがだめになったくらいで急に片肺にはなりません。


またキャブが原因で突然片肺になる事もあまり考えられませんので、エンジン自体か
電気系トラブルに的を絞った方が良さそうですね!!


とりあえず火花チェックから始めたらいかがでしょうか?
アールプロ門倉

Q:クラッチの滑り?
2011-02-23  質問者:遠藤 さん
いつもお世話になっております。
XS650 3G5 80年式に乗っていますが質問です。

1速から3速位の間で走行中に起きる事ですが
アクセルを戻した時にクラッチを握るとエンジンの回転が上がり信号などで停止するとアイドリングも回転が高いままになります。 走りだすと回転は元に戻りますがまたアクセルを戻した状態でクラッチを握ると回転が上がります。 アクセルワイヤーがきちんと戻っていないのかと思い確認しましたがそうではありませんでした。 アイドリングスクリューで調節すると回転が落ちたときには止まってしまいます。

クラッチ調整をしていますがクラッチが滑っているのか、キャブ調整の問題か解りません。
キャブはTM-RSを使用しています。

よろしくお願い致します。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


この症状はクラッチの滑りとは違いますね?!
クラッチ滑りの症状は、1速や2速で加速する時に回転だけ先に上がってしまう感じです!


特に上り坂を回転を上げて上っていく時に、この症状は顕著に表れます。
なんとなく症状が違いますよね!


クラッチの事は考えずに、もうすこし詳しく状況を教えて下さい。
キャブの交換はいつ頃ですか? 症状が出たのはいつ頃ですか?


走っていない時に空ぶかししても症状は出ないんですか?キャブの同調は合わせましたか?
些細な事でも構いませんので、もうすこし情報をお知らせください。


アールプロ門倉

Q:キャブオーバーフローについて。
2011-02-21  質問者:ヒロタ さん
先日、pwkキャブのオーバーフローで質問をさせてもらった者です。
今日、フロート室を分解して中をチェックしたのですが、特に問題はなく、フロートニードルも正常に作動してました。単純に油面調整がうまくいってないのでしょうか?
じつはラビットさんでこのキャブを購入したかったのですが、自分がフランスに住んでいるため、送料の関係でドイツの店で買いました。
説明書などがいっさい付いていなかったので、少し教えていただきたいのですが、ノーマル設定はメイン125、スロー35でいいでしょうか? パイロットスクリューの戻しは2回転ですか?戻すと濃くなるのでしょうか? アイドリングネジは緩めるとと回転が低くなりますか? ノーマルでの下の設定はすこし濃いめですか? というのは、現在下が濃すぎて、ネジ等で調整しても変化がないので、スローを一番手下げようと思っています。 
ドイツ語が出来ないので助けてください!
お手数ですが、回答よろしくお願いします。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


いやー!フランスにお住まいですか!!
XS650の世界もワールドワイドになりましたね?!


このキャブキットのセッティングを担当したのは、オランダの「Heiden Tuning社」です。
ご存知の通りオランダは、日本の北海道よりずっと北にありますから、すごく寒いんです。


ですから、ここでセッティングされたキャブを日本でそのまま使うと完全に濃すぎます!
そんな訳で当社独自のセッティングに変更し、日本国内で販売しています。


当社の設定は 【M/J#120 P/J#30 クリップ 3段目 P/S 1-1/2回転戻し】です。
当然キャブのセッティングは、お住まいの地域の年間平均気温に合わせて


設定しなければなりません。ヒロタさんがお住まいの地域が、どのくらいの気温なのか
当方ではまったく解りませんので、ご自身でご判断してセッティングを出してください! 


ちなみに寒い地域だと空気の密度が高いたためガスを多めにしなければなりません。
例えば同じ体積の冷たい空気と暖かい空気があるとします。


体積が同じだから空気(酸素)の量も同じだろうと、我われ凡人は考えがちですが、
冷たい空気の方が密度が高いため空気の量が多いんです!


と言う事は冬は空気量が多いからガスを多めにして、夏は空気量が少ないので、ガスを薄めに
しなければ、同じ空燃比にならない訳ですね!冬の空気がおいしいのはこの理由なんです!


同じ事が寒い地方と暖かい地方にも言えるんですね!
あなたの地方に合ったセッティングが見つかると良いですね!!


アールプロ門倉
PS:このキャブのPSは緩める(戻す)と濃くなるタイプです。

Q:エンジン内部へのオーバーフロー
2011-02-21  質問者:ヒロタ さん
以前、エンジン内部に流れ込むオーバーフローで質問させてもらった者です。
あれから、タンクキャップ、ガソリンコック、PWKキャブレターを全て新品に交換し、試運転しました。
始動性も良く、調子は良くなりましたが、試乗後バイクを止めた後、左キャブのドレンからガソリンが流れ出ているのに気付きました。5秒ぐらい流れたあと止まって、また15秒後にまた流れ始めました。ドレンボルトを増し締めしたのですが症状は変わりません。 左キャブのみに見られる症状だったので、フロート不良のオーバーフローと考えていいでしょうか? 
新品なので判断しかねます。 
また、御社でPWKキャブレター用の、もう少し短いアクセルワイヤーはお取り扱いありますか? よろしくお願いします。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


お問い合わせの症状で、気になる所があります。それはオーバーフローの定義についてです!
オーバーフローとはガソリンが溢れ出る事です!単なるガソリン漏れとは意味が違うんです。


ここで注意しなければいけない事は、ドレンボルトからはオーバフローしないと言う事です。
ドレンボルトから漏れるのは、ガソリン漏れで、溢れ出ている訳ではありません。


ただし最下部のドレンボルトから出ているように見えるが、実は上から溢れ出ていた
と言う事も良くある事です。この場合はオーバーフローと断定できると思います。


今回のケースは「5秒ぐらい流れたあと止まって、また15秒後に流れ始めた」と言う症状が
記されていますので、ドレンからのガソリン漏れで、こんな症状は有り得ませんね!


ガソリン漏れはガスケットの不良が原因ですから、自然に止まる事は絶対にないんです。
一度通路ができると、その通路を塞がない限り流れ続けます。


一方のオーバーフローは何らかの原因で、バルブが閉まりきらない訳ですから、
何かの拍子にバルブが閉まり、また開きっぱなしになる事は良くある事です。


そんな訳で、今回のケースは、オーバーフローで溢れ出たガソリンが、
ドレンボルトあたりから垂れ流れて出てきたと言う表現が、一番適当ではないでしょうか。


それでは次の疑問です!新品のフロートやフロートバルブなのに、なぜオーバーフロー
するのか?と言う疑問です!オーバーフローの原因で一番多いのはゴミが詰まると言う事です。


この場合はフロートやバルブが直接の原因ではなく、タンク内にある錆びやゴミが原因です。
このゴミがフロートバルブに引っかかり、バルブを開けっぱなしにしてしまう訳です。


錆びやゴミの完全除去は不可能ですので、内部のコーティングをお奨めします。
ゴミがなくなればオーバーフローも無くなると思いますよ!!


アールプロ門倉
PS:アクセルワイヤーの長さは1種類のみですが、+2,000円でショート加工が可能です。

Q:充電不良解消
2011-02-21  質問者:まあしい さん
早速週末に再測定の作業を行いました。

コイルの図解ありがとうございます。
使用可能である仮説の理由が十分理解できました。

良い道具が必要とのことで、会社にある高性能デジタルテスターを拝借し、
再測定を行ったところ、A・B・C間の抵抗が
全て0.5Ωとなっていることが確認できました。
また、レクチファイヤのカプラも発見し、問題無い事を確認しました。

今週末に、頼んでいたバッテリーとローターの代わりを
用意してもらえたので全て組んで動作の確認をしたところ、
電圧が12?13.5Vである事を確認でき、
また、バッテリーのプラス端子を外しても
問題なくアイドリングが行えることを確認できました。

レクチ/レギュレター一体はしばらく嫁の様子を見てから考えます。

めでたく納車される事となりました。
本当にありがとうございました。
A:お答えします
ご連絡ありがとうございます。


良かったですね?!! 直りましたか!!!
ある意味、電気はすごく正直なんで、数字を追っていくと必ず正解に辿り着けます!


キャブのようにファジーな面が多いと、経験による勘みたいな物が必要になりますが、
電気はそういう部分がほとんどないので、ある意味整備しやすいですね!


これからも頑張って下さい。
アールプロ門倉

Q:再度キャブOHしてみたが・・・。
2011-02-17  質問者:カミナガ さん
ご指導通りガソリンコックON・OFFしてみました、その際黒鉛は出なかったように思えます(ハッキリとは断定できませんが)ですので、キャブフローとを規定値いっぱいの27mmまで上げました。
しかしながら全く症状は変わらずお手上げ状態です。
今後キャブ購入等の対策を考えたいと思います。
ひとつお聞きしたいのですが、TX650純正キャブのPSはPJからのガス量を調整するものですよね?
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


そうですか、原因は特定できないですか?
オイル量が増えていたり、オイルが希釈されていたと言うような症状はなかったですか?


いずれにしろ、黒い煙ですと燃料系以外には考えられませんので、キャブの交換は
問題解決への一番の近道だと思いますよ!! ぜひご検討ください。


なおTX650純正キャブのPSは、PJからのガス量を調整するものです。
アールプロ門倉

Q:充電不良確認
2011-02-15  質問者:まあしい さん
早速の返信本当にありがとうございます。

>再計測お願いします。0Ω調整をしっかりやると0.5Ωになりませんか?多分OKでしょう。
了解です、再度測定を行ってみます。
0.5Ωと言う事は、テスターを「1Ω」の位置で測定して0.5Ωを確認すれがよいのですよね?

>最後にバッテリーですが、テスト時も含めて純正同等品をご使用ください。
了解です、現在バイク屋さんにてバッテリー待ちの状態ですので続きの作業はバッテリーが到着してから行います。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


測り方はテスターの「Ω x1」の位置で測定し、0Ωと1Ωの中間に針が止ればOKです。
それでは、なぜ「多分OKでしょう」と推測したかご説明しましょう。


コイルは画像のようにエナメル線をグルグル巻いて製作します。
エナメル線とは銅線にエナメルコーティングを施し、絶縁した電線の事です。



例えば長さ10メートルのエナメル線を鉄芯にグルグル巻いてコイルを製作したとします。
仮に10メートル分のエナメル線の抵抗値が1Ωだとすると、コイルの抵抗値を測って1Ωの


計測値がでれば、10メータル分のエナメル線がそこに存在すると言う証拠になる訳です!
それでは様々なコイルの損傷を考察してみましょう。


「断線」 エナメル線が途中で切れてしまった場合、テスターの計測値は∞を指します。
要するに線が繋がっていないと、計り知れない抵抗があると言う判断になる訳です。


「短絡」 例えば画像のコイルの上半分の絶縁コーティングが剥がれ短絡した場合、
この場合は、10メートル分の電線の半分がショートカットするため、抵抗値は5メートル分


しか計測出来なくなります。従いまして測定値は0.5Ωを指します。コイル半分の被覆
すべてが剥がれなくても、中央部分と上端部分が短絡すれば同じ結果になります。


「劣化」 コイルの経年劣化により内部抵抗が増大すると、1Ωより大きな抵抗値を
表示します。例えばローターコイルが7Ωを指した場合はこの状態です。


「外部短絡」 エナメル線の被覆が剥がれ、鉄芯等の外部に短絡してしまう事です。
この場合はコイル?アース間の抵抗値が本来は∞でなくてはならないにもかかわらず、


0?1Ωを指した場合は、このトラブルが想定できます。外部に短絡してしまうと発生した電流が
外に流れてしまい、レクチに辿り着きません。結果として充電不良に陥ると言う事になります。


以上がコイルトラブルの全容です! それでは本題に戻りましょう。
今回の計測結果は0Ωとの事でした!oΩと言うことはコイルは存在します!!


「断線無し」「劣化無し」「外部短絡無し」と推定できます。内部短絡の可能性は
残りますが、内部短絡は非常に稀なトラブルで、通常ほとんど見かけません。


と言う事は抵抗の少ない、非常に良い状態のコイルが存在する可能性が大きいと言えます。
0.5Ωの抵抗値を計測するには、優れた計測者が良い道具で測らないと、正しい計測結果が


得られないと言う事を考慮に入れると、今回のコイルは良好なのではないだろうか?
と言う推測に至った訳です。 という事で再度計測をお願いします。


アールプロ門倉

Q:充電不良確認
2011-02-14  質問者:まあしい さん
最近XS650を購入したのですが、充電不良を確認しました。
Q&A及びメンテナンスを参考に、不良原因と特定している最中です。
よくわからなくなって来ちゃったのでご教授お願いします。

?ブラシは問題ありません。
?ローターのスリップリング間の抵抗値が5Ωで無く、針が全く触れない状態でした。
測定場所は、ブラシの当たっている、内側と外側間の測定で問題ないんですよね?

この時点でローター不良は確定ですが、他の部品の確認もメンテナンス情報を頼りに行って見ました。

?レギュレター確認1
外側のブラシに12Vと書いてありますが、11Vしか来ていません。アースはバッテリー(-)で問題ないですか?
?レギュレター確認2
茶色のカプラとバッテリー(-)の電圧がすでに11Vしかありません。
この状態で問題ないのでしょうか?また原因は何と思われますか?

?ステーターコイル不良の確認(ローター不良の為、導通確認のみ)
ステーターコイルの6ピンカプラを外し、白色の線のA-B・A-C・B-C間の抵抗値の測定を行ったところ、全て抵抗値が0Ω。
カプラは外して、黄色の線は繋がった状態でのA・B・Cのそれぞれのアース(バッテリー(-))間も抵抗値が0Ω。
黄色い線を外すと導通はなくなります。(針が動かない)

?レクチファイヤー確認
赤い線のカプラが発見できなかったので作業を終了。

充電不良確認作業は上記の状況となりますが、
ローター及びステーターコイルの交換をせざる終えない状況でしょうか?
また、原因は何になると思われますか?
通っているバイク屋さんでは30年動かしていなかったバイクだから
壊れたんじゃないかなぁ?との事です。
もし、ローター及びステータ交換後また壊れたら嫁に怒られます・・・

ちなみに現在、エンジン駆動を確認する為だけに、
多分小さいMFバッテリーを使用しています。
原因はバッテリーなのでしょうか?

お忙しいとは思いますが、ご指導よろしくお願い致します。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


始めにお願いですが、車種、年式を必ず明記してください。
文章から推察して、とりあえずポイント車と判断して答えさせて頂きます。


?ローターのスリップリング間の抵抗値が5Ωで無く、針が全く触れない状態でした。
測定方法は間違いありません!導通がないという事はコイルの断線ですね!!


?レギュレター確認1?レギュレター確認2 電圧がすでに11Vしかありません。
容量の小さいバッテリーでは判断できません! 正規バッテリー装着後に判断しましょう。


?ステーターコイル不良の確認:白色の線のA-B・A-C・B-C間の全て抵抗値が0Ω。
再計測お願いします。0Ω調整をしっかりやると0.5Ωになりませんか?多分OKでしょう。


A・B・Cのそれぞれのアース(バッテリー(-))間、黄色い線を外すと導通はなくなります。
これで正解です!! 多分ステーターは生きてると思いますよ!


現段階で確定している事は、ローターの断線です。これは巻き直し品と交換ですね!
次にステーターですが、生きている可能性が高いので、とりあえず再使用しましょう。


機械式レギュレターは非常に不安定ですから、レクチと一体式の物に変えたほうが良いですよ!
予算が許すようであれば是非交換して下さい!!


最後にバッテリーですが、テスト時も含めて純正同等品をご使用ください。
容量の小さいバッテリーは災いの元となります!痛い出費を防ぐ意味でも是非ご検討下さい。


アールプロ門倉

Q:リプロシートについて、
2011-02-14  質問者:イシバ ヒロシ さん
はじめまして、XS650SP78年(シート横開き)に
貴社のXS?1用リプロシートは、取り付けできますか?またつくのであればどのような加工がひつようですか?スペシャルのK&Qシートが好きではないので・・・
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。



上の画像は、"78年のXS650SPにXS1用シートを装着して、XS1風カスタムを施した車両です。
加工が必要な部分は大まかに下記の3箇所です。


1)後ヒンジの位置が異なる。
前ヒンジの位置は同じですが後ろヒンジの位置が純正より前に付いています。
ですからヒンジを移動しなければなりません。移動の方法は様々ですので工夫して下さい。


2)シートが低すぎる!
純正はシート裏にヒンジが直接付きますが、そうするとシートが低すぎて締まりきりません。
ヒンジとシート裏の間に1cm弱のラバーを入れて、シートを多少浮かすと、すんなり決まります。


3)シートロックの取り付け
XS1とXS650SPはシートのロック方法がまったく異なりますので、SPのフックを
XS1のシート裏に装着しないとなりません!これも創意と工夫でクリアーして下さい。


全体的に考えると、簡単な加工で装着可能と言える範囲でしょう!健闘を祈ります。
アールプロ門倉

Q:CB500T イグニションコイルについて
2011-02-14  質問者:イワタ さん
はじめまして。いつもこのコーナーの内容を参考にしております。

今回は、CB500TのIGコイルについてお聞きします。
現在、CB500TのIGコイルの購入・交換を検討しております。ホームページを拝見したところ「汎用 12V IGコイル   W1SA/KH250 タイプ」と「汎用 12V IGコイル     ヤマハタイプ」とが掲載されておりますが、これはどちらでも装着可能でしょうか?
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


どちらも装着可能です!!基本的に「12Vバッテリー点火ポイント式」の場合、IGコイルの
抵抗値が一次側4?5Ω、2次側7?15kΩの範囲内であれば、どんなコイルでも使用可能です。


点火方式は大きく分けて、フライホイールマグネトー式、バッテリー点火ポイント式、
バッテリー点火トランジスター式、CDI式と4種類ありますが、IGコイルの抵抗値設定は


車種ごとにばらばらに設定されています。ただし「バッテリー点火ポイント式」に限り、
上記の範囲内であれば使えてしまうと言う事を、覚えておいて下さい!!


次に覚えておく事は、火花の強さは、1次側と2次側の抵抗値の差に比例すると言う事です。
ただし、コイルの耐久性は抵抗値の差に反比例します。


要するに4Ωx15kΩは火花が強いが耐久性が弱く、4Ωx7kΩは火花はそれほど強くないけど、
耐久性は高いと言う事になります。


火花の強さを優先するか、耐久性を優先するかはあなた次第です!!
2輪車の整備屋や部品屋はほとんどの場合、耐久性の高い方をお奨めします!


次にどうなると壊れるか?ですが、ほとんどの電装品と同様に熱と湿気と過電圧です。
洗車時は特に気をつけて下さい。そして熱対策ですが取り付けボルトが重要なんです!


内部の熱を外部に逃がすのは、取り付けボルトしかありません!
できるだけ大きな金属面にしっかり固定して下さい。タイラップ止めは厳禁!愚の骨頂です!


最後に常日頃、気を付けないといけない事、それは充電電圧の管理です!
過充電はすべての電装品を破壊しますので、充分気をつけて下さい!!


アールプロ門倉

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