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Q:TM?RSオーバーフローの件 |
2010-10-26
質問者:satoshi さん
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こんばんは。先日問い合わせをさせて頂いた者です。
25日にフロートバルブ近辺を中心にチェックを行いました。
フロートを外し、フロートバルブ系をチェックしました。チェック後清掃を行い元に戻す際に確認を行いました。結果的には、状況は好転せずむしろ漏れが多くなってしまいました。
主観になってしまいますが、フロートバルブに付いているゴムのOリングが細って漏れているように感じています。
そこで、御社ではその部分のOリングは入手はできるのでしょうか? |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
O-リングと言う事はバルブシートの外側に付くやつですね!
残念ながらO-リングだけは有りません!
しかし、フロートバルブセットには含まれていますのでセットでご購入ください。
\2,000
(参考画像のため実物とは多少形状が異なります)
アールプロ門倉 |
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Q:CB450吹けあがり不調について。 |
2010-10-25
質問者:石橋 能男 さん
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当方車両CB450?k1です、ショップにてキャブレターオーバーホール、点火時期の調整をしたのですが
空ぶかしではきれいに回転が上がるのですが、走行してみると3千回転でぐずつき5千回転以上エンジンが回りません、イグニションコイルの交換で解消できますでしょうか? |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
当HPのQ&Aはプライベートメカニックやアマチュアレストアラーの為のページです。
僕自身も数年前まで二輪車販売修理店を営んでいました。
うちわ話ですが、業者間には他店で整備した内容に関しては、コメントしないと言う
暗黙の了解が存在します!!オーナーと修理店には絶対的な信頼関係が必要なんです!!
貴殿愛車の状態について修理店以外の、いいかげんなコメントは百害あって一理なしです!
またご自分で整備をやられてないと、進角は大丈夫ですか?とかジェットの状態は?
とかお聞きしても答えられないのではないでしょうか?
そんな状況で僕がコメントしても、修理点様が困るだけだと思いますよ!!
再度修理店様に症状を説明し、アドバイスを頂いてください。
アールプロ門倉 |
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Q:充電不良について |
2010-10-25
質問者:txフリーク さん
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77年式のtx650ですが、日中走行する分には全く問題ないのですが、夜間ヘッドライトをつけた状態で走行すると、約100キロでバッテリーが空になり、エンジンが停止してしまいます。どこか不具合でしょうか?それともこんなものなのでしょうか? |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
いえいえ!そんな事はありませんよ!充電系に不具合があると思います。
まだ多少ですが充電系が弱くなっているんだと思いますよ。
徐々にですが、症状は悪い方に進行し、最終的には昼間でも症状が出始めると思います。
とりあえずこのまま様子を見るのも一つの方法だと思いますが・・・・
ローターのブラシだけは早めにご確認ください。
四角部分の長さが10mm以上でしたらOK! 以下でしたら要交換です!!
あとは、バッテリーターミナルを外してもエンジンが回り続けるか?と言うテストを
定期的に実施して下さい。これで止まるようであれば早急に修理が必要だと思います。
アールプロ門倉 |
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Q:フロートチャンバーガスケットからのガソリン漏れについて |
2010-10-25
質問者:青山 さん
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お世話になります。キャブレターOH組立て後ガスケットからガソリンが浸み出てきます。ガスケットは新品に交換。以前OH組立て時にエンジン側のビスを締めすぎて本体と密着しないためサイズの長いものに交換しました。今回は締めすぎないように注意して作業をしましたが・・・本体の接合面が湾曲しているようにも見えますが気のせいでしょうか?ガスケットを2枚重ねで取り付け、本体の歪の修正はできるのか?
対策を教えてください。車種はXS1Bです。
よろしくお願いいたします。 |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
256系初期のキャブは材質が柔らかいのでしょうか?
接合面が歪んで、ガソリンが漏れるキャブを数回見た事があります。
フロートボウル側はオイルストーンで面を出せば良いんですが、本体側は厳しいですよね!
知り合いのショップさんは小さなオイルストーンで長時間かけて仕上げていました。
僕はあまり純正に拘らないので、すぐに新品キャブに変えてしまいます。
さて貴殿はどちらがお好みでしょうか??
アールプロ門倉 |
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Q:TX650 キャブレター ガソリン漏れについて |
2010-10-25
質問者:ナカムラ さん
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キャブレターについて質問させて下さい。
TX650[75年式]のキャブターをばらして清掃、洗浄したのですが取り付けてガソリンをコックをONにすると右側のキャブレターの一番下からガソリンが漏れるようになってしまいました。
一番下のL字型に曲がったホースから溢れ出します。
もう一つのキャブレターからはガソリンは漏れません。
説明不足で申し訳ないのですが原因としてどのような事が考えられますでしょうか。
ご多忙中とは存じますが宜しくお願いします。 |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
キャブレターのオーバーフローです!
キャブレターにガスホースからガソリンが供給され、フロート室に溜まっていきます。
ガソリンが溜まると中のフロートが浮き、フロートバルブを押し上げます。
フロートバルブ(画像右)はバルブシート(画像左)に密着しガソリンをストップします。

この一連の作動が何らかの原因でうまくいかないと、オーバーフローとなる訳です。
原因として考えられるのは下記の通りです。
★フロートバルブ、バルブシートの段付き磨耗
★フロートバルブ、バルブシートの間に異物(ゴミ)の噛み込み
★油面の設定不良
★フロートのパンク
以上の4項目をお調べください。
アールプロ門倉 |
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Q:CB450用セレンに変わるレクチについて。 |
2010-10-25
質問者:CBの林 利一 さん
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先だっては、住所忘れてたようですどうもすみませんでした。さて今回購入しましたレクチなんですが、取り付け方がいまいち解らないのですが宜しくお願いします、CBの年式44年度登録です、付けていただいていた配線図は、ダイナモからのハーネスは、桃、黄、茶、ですが手持ちの配線図及び実際のハーネスでは桃、黄、白になって居ます?ホンダ車は、桃、黄をまとめると言う事は一本にする事で良いのでしょうか。
どうも電気系統は苦手です、それと充電してるのかどうか簡単に解る方法お願いします(テスターは古いですが有ります)以上宜しくお願いします。 |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
「拡大図」
(この配線図にはレギュレターが付いていますが、国内仕様には付いていません)
まず先にシステムの解説からお話します。右上にオルタネーター(交流発電機)があります。
林さんはダイナモと呼んでいますが、一般的にダイナモとは直流発電機の呼び名です。
ちなみに発電機の総称をジェネレーターと言い、この場合交流、直流両方の発電機を指します。
さて本題に戻りましょう。配線図を見ますとコイルが3つ並列に並んでいます。
1?3個のコイルが並列に並んでいる発電機は単相で、星型に3個並んでいると三相になります。
この配線図はCB250/350の配線図で、発電機の配線は桃、黄、白となっています。
ちなみにCB72の発電機は桃、黄、茶となり、白と茶の色の違いのみで内容は同じです。
当社にはCB450の配線図がありませんので未確認でしたが、CB250と同じと言う事ですね!
交流ですから(+)(?)はないんですが、仮に桃を(?)と考えますと、黄、白が(+)となります。
要するに桃?黄、桃?白は電気が発生しますが、黄?白には電気は発生しません。
さて配線図を見ると左上にセレン整流器が確認できます。
セレン整流器には交流線の桃と黄が入力し、直流に変換されて(+)赤、(?)緑で出力されます。
そうすると桃?白で発電された電流はどこに行くんでしょうか??
白線をたどっていくと、白/黄に変わり、ライトスイッチに入っています。
ライトスイッチをONにすると、隣の黄線に繋がり、また戻って桃?黄の黄線に繋がっています。
要するに夜間ライトを点けるとフル充電となり、昼間は半分充電するシステムになっています。
これを夜間強制充電回路と言い、レギュレターと同じような役目をしている訳です。
さて今回ご購入いただいたレクチ(セレンの代替品)ですが、下画像をご覧下さい。

本体に+とAC(または?形)と書いてあります。AC(?)が交流線ですから桃線を繋げます。
そしてその対角線のギボシも交流線ですから、黄線を繋げます。
残った+には赤線を、その対角線のギボシには緑線(アース)を接続すればOKです。
これで純正通りの配線で、効率の悪いセレンから、ダイオードのレクチに代わった事になります。
まずこの状態で充電電圧を測定します。バッテリー満充電で、アイドル時と3000rpm時、
次にライト点灯でアイドル時と3000rpm時です。両方とも12.5vから14v位まで上がればOKです。
上がらない場合は発電機ローターの永久磁石が弱くなり、充電不良気味だと思われます。
この場合は強制充電回路を利用した「裏技」を駆使しないとなりません!!
とりあえずここまでやって、結果をご報告ください!!結果次第で「裏技」に進みましょう!
アールプロ門倉 |
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Q:tx650 オイルフィルターについて |
2010-10-25
質問者:TX650 さん
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76年式 TX650に乗っています。この度オイル交換に伴い、サイドのオイルフィルターを外したのですが、汚れと傷みが激しいので交換を考えています。形は三日月型です。在庫はありますでしょうか? |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
在庫ございますのでご安心下さい。なおエンジン下側のオイルパンにもオイルエレメントが
入っています!こちらはあまり交換されていない場合が多いので、ぜひ交換して下さい。
アールプロ門倉 |
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Q:xs650spのブレーキ・テール断線警告灯について |
2010-10-24
質問者:大沼和仁 さん
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以前は、エンジン始動するとメーターインジケーターの
ブレーキ・テール断線警告灯が消灯したのですが、洗車後にエンジン始動してもブレーキ・テール断線警告灯が消灯しなくなりました。以前乗っていたXS650SPでも同様の現象発生した後充電系統故障しました。現在乗っているXSはテスターでバッテリー電圧測定しても3000rpm程で電圧上がり、ライト類も照度アップするので充電系統は以上無いと思いますが、この原因としては、何が考えられるか教えて下さい。 |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
メーターインジケーターのブレーキ・テール断線警告灯はチャージ警告灯も兼ねています。
ですからテール球の球切れやアース不良だけでなく、充電不良時も点灯します。
メインスイッチONで点灯するのは、インジケーター自体の球切れチェックが目的です。
その後エンジンを始動すると消灯します。エンジン回転時にこのランプが点灯する場合は、
テールランプ関係の不良もしくは充電系統の不良を意味しています。
もしくはこのランプを点灯させるシステム(リレー)自体の不良も考えられます。
充電系に関しては、バッテリーのターミナルを外しても、エンジンが回り続けるか?
のチェックである程度の良否判断が可能かと思います。
充電系に問題がなければ、テール球の接点を磨いたり、配線の接点を磨いたりと、
入念なテールランプおよび関連配線の点検を実施してください。
アールプロ門倉 |
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Q:エンジンキーをONにした状態でIGコイルが熱くなる |
2010-10-20
質問者:埼玉の中村 さん
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初めてご相談です。
TX650ポイントタイプを所持しています。先日、ウィンカーの整備をした後、R-PROさんから購入したコンデンサーを取り付けようとガソリンタンクを外しまた。
コンデンサーの場所を探して左側のIGコイルを触ると50度近い温度だったのです。右側は、冷えていました。整備する前はエンジンはかけていませんが、エンジンキーがオンの状態になっていました。
IGコイルが不良ならば両方取り替えたのがよいのでしょうか。両方取り替えるならフルトラキットの導入も考えていますが、その際、ほかのポイントタイプの電装品を取り替える必要があるのでしょうか。
コンデンサーを取り替えようとしたのですが、見つかりませんでした。購入した形と違うのでしょうか。 |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
これは異常ではありません!これで正常なんです!!
ポイントを見てください、上下に2個付いていますよね!
次にそのポイントを押すカム山を見てください。なだらかな山が一つありますね!
ということは、エンジン停止状態では片方のポイントは開いて、もう片方は閉じているんです。
前にも述べましたが、ポイントが閉じていると回路が成立してIGコイルに電流を流します。
一方、ポイントが開いていると、回路は成立しないのでIGコイルに電流は流れません。
下記配線図で説明すると、スイッチSがポイントです!ポイントが開いていると電球は点きません。

というわけで、片方のIGコイルに電流が流れ、もう片方には流れていなかった訳です。
IGコイルはエンジンが回転していれば、下記の作動が繰り返し行われています。
ポイント閉じる→1次側コイル通電→磁界を形成→ポイント開く→磁界の消滅→
2次側コイルに逆起電力が発生→HTコードからプラグに高電圧が流れる
しかしエンジンが回転していないとポイント閉じる→1次側コイル通電→磁界を形成
この状態でストップしているため、コイルはどんどん熱を帯びてしまう訳です!!
これはIGコイルにとってすごく負担が大きく、機能の劣化に繋がります。
この状態が長く続くと最悪パンクも有り得ますので、スイッチの切り忘れはご注意下さい。
エンジンを始動し、何事もなく火花が飛んでいるようでしたら、そのまま使えると思います。
しかしすぐに熱を持ってしまう場合は要交換です!その場合は2個同時に交換して下さい。
さて、ご購入いただいたコンデンサーですが、エンジン上部のハンガーの裏に付いています。
まずタンクを外してください。次にエンジン左側から上部ハンガーをご覧下さい。
フレームに2点止めされたエンジンハンガーが見えますよね!
そこに6mmビスのねじ山が2個見えると思います!それがコンデンサーの取付けビスです!!
裏側から止まっていますのでハンガーを取り外して交換してください。
アールプロ門倉 |
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Q:エンジンがかかりません |
2010-10-20
質問者:POZZO さん
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結論から報告させていただきますと、無事エンジンが始動しました! アドバイスありがとうございました!
ガス、キャブレターとも大丈夫だったみたいで、最終的には燃焼室に生ガスポトリ、アクセル全閉でキック!キック!・・・3回目のキックで始動しました。
以前と比べものにならないくらい、冷間時のアイドリングが安定しています。ということは、前のプラグはすでにダメだったということでしょうね。
40分ほどアイドリングした後、プラグを確認してみると、左に比べ右が少し黒いかな?という程度で良く焼けているようでした。
これで一安心だと思いますが、今後のためにも「良い火」「良い混合気」につづく「よい圧縮」についてもご教授いただけると幸いです。 |
A:お答えします |
再始動おめでとうございます!!
お考えのとおり、たぶんプラグが死んでいたんでしょう。
生ガスポタリでエンジン始動という事は、始動時の空燃比が多少薄いのかも知れませんね?
冷間始動時はチョークONで、アクセル全閉が基本です。
アクセルを開けると空気を吸い込み、空燃比が薄くなってしまうのでご注意ください!!
それではエンジンの3要素について、もう少し解説しておきましょう。
「良い火花」・・・文字通り強い火花が、指定された点火時期に飛ばなければなりません!
またその点火時期は、回転上昇に伴い、規定の進角位置まで進角しなければなりません!
「良い混合気」・・エンジンにとって一番爆発しやすいのは、空気15と燃料1の比率の混合気です。
この空気15と燃料1の混合比率を「理論空燃比」と言い、アクセル全閉時、半開時、全開時の
すべての状態において「理論空燃比」を保つように調整しなければなりません。
その作業を、セッティングと言い、セッティングをするとか、出すとか言う表現を使います。
全閉時はパイロット系で、半開時はニードル系で、全開時はメイン系をそれぞれ調整します。

理論空燃比15:1より空気の比率が多くなると薄すぎに、燃料の比率が多いと濃すぎになります。
薄すぎるとススけてかぶり、濃すぎると湿ってかぶります。
火花が弱くてもススけてかぶり、薄すぎによるかぶりとかなり似ていますので、注意が必要です。
また理論空燃比はエンジンが温まった状態を前提としています。
冷間時はこれより多少濃くしないと爆発してくれません。その為にチョークが必要なんです。
エンジンの始動は基本的にアクセル全閉で実施するように設計されています。
冷間時はチョークを使用しアクセル全閉、温間時はチョーク無しでアクセル全閉です。
温間時に掛かりにくい時は、アクセルを少し開けて、空気の量を増やすと良くなる場合もあります。
また空燃比濃すぎでかぶらせてしまった場合は、アクセル全開で空気を多く入れると、
空燃比が調度良くなり、エンジンが掛かりやすくなります。
最後に「良い圧縮」ですが、混合気は圧縮しないと爆発しません!ただ燃えるだけです。
どの位圧縮するかと言うと、10ccの体積を1ccまで圧縮します。この場合の圧縮比は10:1です。
この圧縮比が高いほど爆発力は強くなり、平均的な圧縮比はこの10:1前後に設定されています。
圧縮を維持するのに一番重要なのはピストンリングです!またバルブの閉まり具合も重要です。
経年劣化でリングが磨耗したり、焼き付きで傷が付くと、リングから圧縮漏れが生じます。
またバルブの当たり幅広くなると、抑える圧が減少し圧宿漏れが発生します。
バルブの当たり面にカーボンを噛み込むと、この場合もテキメンに圧縮が漏れてしまいます。
この圧縮漏れを防ぐために、劣化したエンジンの場合はタペットクリアランスを、
多めに取るように、常々推奨しています!!
このような理由で圧縮が弱くなると・・・当然不完全燃焼が発生します。
以上のような理由でエンジンが快調に回りつづけるには、「良い火花」「良い混合気」
「よい圧縮」の3拍子揃ってないといけないと言うお話です!
逆に言うと、エンジン不調の原因はこの3項目の内のどれかだと断言できます。
それを推理するのが、修理の早道となるんです!!
アールプロ門倉 |
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