Q:
CB450用セレンに変わるレクチについて。 |
2010-10-25
質問者:CBの林 利一さん
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先だっては、住所忘れてたようですどうもすみませんでした。さて今回購入しましたレクチなんですが、取り付け方がいまいち解らないのですが宜しくお願いします、CBの年式44年度登録です、付けていただいていた配線図は、ダイナモからのハーネスは、桃、黄、茶、ですが手持ちの配線図及び実際のハーネスでは桃、黄、白になって居ます?ホンダ車は、桃、黄をまとめると言う事は一本にする事で良いのでしょうか。
どうも電気系統は苦手です、それと充電してるのかどうか簡単に解る方法お願いします(テスターは古いですが有ります)以上宜しくお願いします。 |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
「拡大図」
(この配線図にはレギュレターが付いていますが、国内仕様には付いていません)
まず先にシステムの解説からお話します。右上にオルタネーター(交流発電機)があります。
林さんはダイナモと呼んでいますが、一般的にダイナモとは直流発電機の呼び名です。
ちなみに発電機の総称をジェネレーターと言い、この場合交流、直流両方の発電機を指します。
さて本題に戻りましょう。配線図を見ますとコイルが3つ並列に並んでいます。
1?3個のコイルが並列に並んでいる発電機は単相で、星型に3個並んでいると三相になります。
この配線図はCB250/350の配線図で、発電機の配線は桃、黄、白となっています。
ちなみにCB72の発電機は桃、黄、茶となり、白と茶の色の違いのみで内容は同じです。
当社にはCB450の配線図がありませんので未確認でしたが、CB250と同じと言う事ですね!
交流ですから(+)(?)はないんですが、仮に桃を(?)と考えますと、黄、白が(+)となります。
要するに桃?黄、桃?白は電気が発生しますが、黄?白には電気は発生しません。
さて配線図を見ると左上にセレン整流器が確認できます。
セレン整流器には交流線の桃と黄が入力し、直流に変換されて(+)赤、(?)緑で出力されます。
そうすると桃?白で発電された電流はどこに行くんでしょうか??
白線をたどっていくと、白/黄に変わり、ライトスイッチに入っています。
ライトスイッチをONにすると、隣の黄線に繋がり、また戻って桃?黄の黄線に繋がっています。
要するに夜間ライトを点けるとフル充電となり、昼間は半分充電するシステムになっています。
これを夜間強制充電回路と言い、レギュレターと同じような役目をしている訳です。
さて今回ご購入いただいたレクチ(セレンの代替品)ですが、下画像をご覧下さい。

本体に+とAC(または?形)と書いてあります。AC(?)が交流線ですから桃線を繋げます。
そしてその対角線のギボシも交流線ですから、黄線を繋げます。
残った+には赤線を、その対角線のギボシには緑線(アース)を接続すればOKです。
これで純正通りの配線で、効率の悪いセレンから、ダイオードのレクチに代わった事になります。
まずこの状態で充電電圧を測定します。バッテリー満充電で、アイドル時と3000rpm時、
次にライト点灯でアイドル時と3000rpm時です。両方とも12.5vから14v位まで上がればOKです。
上がらない場合は発電機ローターの永久磁石が弱くなり、充電不良気味だと思われます。
この場合は強制充電回路を利用した「裏技」を駆使しないとなりません!!
とりあえずここまでやって、結果をご報告ください!!結果次第で「裏技」に進みましょう!
アールプロ門倉 |
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