Q:
キャブレター燃調の左右のバラツキ |
2013-06-04
質問者:xs-1bさん
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お世話になっております。
XS-1Bに現在乗っており、エンジン腰上、キャブをXS650Eに変更してのっております。
標記の件ですが、高速でノッキング気味だったため、キャブMJを#130→145に変更しました。
すると、アクセル急開の際に起きていたノッキングはほとんどなくなりました。しかし、まだきつい坂の時にアクセルをあおるとエンジンから、カラカラと音がなりまだ少しノッキングのような症状がでました。また30KM程度走り、プラグを確認したところ右側気筒はかぶり気味、左側は白かったのです。
キャブレターの部品変更点はMJ#145、ジエットニードルクリップ位置上から3段目で左右同条件のセッティングを行っています。中を開けてOHはしたことはありません。
そこで質問なのですが、このような状態に対して、左右のプラグの色がばらつくことはあるのでしょうか?
もしかして、油面にバラツキがあるのかと推測しているのですが‥
ご教示よろしくお願いします。 |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございました。
ツインキャブの場合、新車時はほぼ同一の状態と言えますが、40年もたてば
双子の兄弟もまったく異なった人格になってしまいます。
子供の頃はおそろいの洋服を着させれば区別がつかない位ですが、
40過ぎのおじさんがペアールックで登場しても、個性がぎらぎらと滲み出てきます!
キャブレターやエンジンもまったく同じことが言えると思いますよ!
同じキャブでも油面の高さ、ジェットや通路の詰まり具合がまるで違うかもしれません!
エンジンで言えばカーボンのたまり具合やバルブが閉じた時の密閉度、
ピストンの磨耗や傷の有無等、左右がまったく同じ状態なのは絶対に有り得ません!
そう考えると、メインジェットも左右番手違いでも良いんではないか?
プラグの熱価が左右違っても良いんではないか?とも考えてしまいます・・・・・
ただし、これに関しては、ほとんどの方が否定的だと思います。
左右同じ番手のプラグ、同じ番手のメインジェットをどうしても付けたがるんです!
その為に必要不可欠な事は、できるだけ左右をイコール条件にすると言う事です!
キャブレターのOH、油面調整、エンジンのバルブクリアランス調整や点火時期の調整等
左右のエンジン、キャブレターをできるだけイコールコンディションにする事により、
はじめて、左右同じセッティングにすることができるのだと思います。 |
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