Q:
タペット音?について |
2012-09-07
質問者:XS1Bサトウさん
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いつもパ-ツ類でお世話になっております。 先日、オイルがまっ黒なのに気がつき、とりあえず手持ちのオイル(某社旧車用10-40)に交換し、その際にシリンダ-ホ-ルディング増し締め、タペットクリアランス調整(in0.15out0.2)、カムチェ-ンテンション調整、点火タイミング調整(1番やや遅、2番Fど真ん中)をしました。エンジンをかけるとタペット音がかなり大きくなっていました。音はカチカチ・カチャカチャというよりカンカンというはっきりとした音です。オイル交換のせいだろうと思い、50km程走行しましたがどうしても気になり、アマリ-(20-50)に交換しましたが音はおさまらなかったので、タペットクリアランスを疑い再調整するも音量に変化なし(試しにin0.07out0.1にしてみましたが変化なし)、明らかにオイル交換前より音が大きくなってます。走行は問題なし。プラグは黒く乾いた煤。よく音を聞くと一番側に立った方が大きく聞こえます。また、何となくですが、ロッカ-ア-ムとカムの接点付近から音が発生しているようにも聞こえます。原因がよくわかりません。何かアドバイスがありましたらよろしくお願いします。 |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございました。
たぶん、タペットアジャストスクリューの偏磨耗が原因だと思います。
永いこと、タペット調整をしないで乗り続けると、アジャストスクリューの先端は、
常に同じ場所でバルブステムを叩き続ける為、あたりが付いて平たくなります。
要するに擦り合せが済んだ面でバルブステムを押していたとお考え下さい。
その状態でタペット調整をすると、スクリューが回りますので、擦り合わせできてない、
点でバルブステムを押す事になります。これが音の原因だと推測します。
確認方法はアジャストスクリューを外してあたり面を目視でチェックして下さい。
と同時に、バルブステム側の当たり面も同様にチェックします。
アジャストスクリュー側に偏磨耗がある場合は、部品交換となります。
バルブ側に偏磨耗がある場合は、ステムをカットして、面を新しくしなければなりません。 |
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