Q: RD125のアイドリング不調
2012-05-05  質問者:カトウ(RD125)さん
はじめまして。

先日某オークション経由でRD125のポイントを購入しましたカトウと申します。3年ほど前に入手したRD125(12V、ポイント点火、角タンクの最終型、78年?)のアイドリング不調に悩んでおります。

冷えている時はチョークも引かずに一発始動、アイドリングも安定しています。温まって来るとバラつき始めてアイドリングしません。同様に始動性も極端に悪くなります。プラグは標準より落とした7番を使用。エアクリーナーは純正ボックス内に汎用フィルターを使った自作品を装着しています。キャブ、マフラーはノーマルです。プラグは中心部が濃い目のキツネ色に焼けていますが外周部は黒い状態です。アイドリング以外は問題なく吹け上がり、乗って楽しいバイクです。

電気系が怪しいと思い、先日ポイントを交換、コンデンサーも程度の良い中古品に交換しましたが変化ありませんでした。

どうもコイルが怪しいように思うのですが、御社で扱っているヤマハタイプ汎用コイルは適合しますでしょうか? 長々と申し訳ありませんが、購入を検討しておりますので、よろしくお願い致します。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


お問い合わせの文中に気になる点がいくつかあります!!
まずは、その部分から掘り下げてみたいと思います。


「冷えている時はチョークも引かずに一発始動」   これは明らかに異常です!
チョークは冷えている時の始動性の悪さをカバーするために付いているのです。


と言う事は・・・裏返せば、冷えている時は始動性が悪いんです!
その始動性の悪さを補うために、チョークを使用して始動するのが通常の始動方法です。


「冷えている時は安定していますが、温まって来るとバラつき始めてアイドリングしません」
これも明らかに異常ですね?!


通常は冷えている時はアイドリングが不安定ですが、暖まれば安定してきます。
なぜそうなるんでしょうか? 良く考えてみてください!


その理由は、メーカーではエンジンが暖まった状態に合わせて、キャブをセッティング
しているからなんです! ですから、冷えている時はセッティングが合っていないので、


チョークで補正したり、暖まるまで、アクセルを煽ってアイドリング回転数を補ったり
している訳ですよね!


アイドリング以外は問題ないとの事で、原因はスロー系かな? とも思うんですが・・・・・・
自作のエアーフィルターと言うのが、どうも気になりますね!!!


試しに、このエアーフィルターを外したらどうなるか?やってみてもらえませんか?
それともう一つ、これは可能であればですが、エアークリーナーボックスを外して、


パワーフィルターに替えてみると、どうなるでしょうか???
驚きのパワーが蘇るような気がするんですが・・・・・・・

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