Q: イグニッション ボルテージ ブースター キット
2011-09-03  質問者:ガオーさん
すいません、ジェネレーター交換は間違えで、レギュレーターを交換しました。
交換して1年経ちます。
交換前はバッテリーがすぐ使えなくなっていたのですが、その症状がなくなりました。

ACゼネレーターからのカプラーが熱で溶けていました。

あと、バッテリー液の減りが早いような気がします。
A:お答えします
ご連絡ありがとうございました。


症状の原因とその後の経過が、時系列で見えてきましたので、解説しましょう。
まず最初にACジェネレーターの白3本配線の内1本が接触不良を起こします。


接触不良を起こすと、その部分からスパークが発生し、その熱でカプラーを溶かします。
また接触不良により、3相交流発電機の3つのコイルの内1個分の通電が悪くなり、


一時的に充電不良を起こしますが、レギュレターがこれを察知し、ローターに最大限の、
電流供給を開始します!その結果電流の不足分を電圧で補うため、過電圧の症状が出ます。


その結果、バッテリー液の減少が発生します!
この状態がしばらく続くと、ローターが休む暇が無いので、常時加熱状態となり、


徐々に抵抗値が増大し、電磁化しても磁力が低下するため、充電不良に見舞われます。
結果として今回の症状となって現れたと推測します。


まずは抵抗値の計測をして、ローターの状態を把握しましょう!
冷えている時と加熱した時の抵抗値を測ってください!!


必ずブラシを外して、x1Ωで測ってくださいね。
アールプロ門倉

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