Q: 油面調整について
2011-08-19  質問者:遠藤 さん
いつもお世話になっております。
XS650SP 3G5に乗っています。

停車後、時々オーバーフローしており
タンクコーティング、フロート交換、フロートバルブ交換して確認しましたが治らずいましたがセンタースタンド使用時は症状が出なく、サイドスタンド使用時のみオーバーフローしていましたので油面調整した所、下記の症状が出てきました。
?全体的にトルク感が無く薄い。
特にスタート時。(ガス欠時の様)
?アイドリングが安定しない。(回転が上がり調整するとまた上がる。以前、2次エアーに悩まされ結果、コック交換にて症状は無くなっていたが再度再発。)
?プラグは黒くススけている状態。

TM-RS使用 マフラーはダンストールR/C
(以前はスーパートラップ)
スーパートラップ使用時はトルクはありましたが
ダンストールR/Cもさほど問題はありませんでした。

油面調整の問題だと思いますが少ししか調整していません。 よろしくお願い致します。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


キャブの油面を低くしたら、上記のような燃調が薄い症状が出たわけですね?
と言う事は、元に戻せばよろしいんではないでしょうか??


油面高の標準は、フロートアームがほぼ平行になる、18mm位の高さになります。
再度調整して、基準値に合わせて下さい。


本来、駐車時はコックを閉めておく設計になっています。ON-OFFコックも
オートコック(負圧コック)も同様で、手で閉めるか、スプリングで閉めるかの違いだけです。


そのコックが駐車時に閉まらないという事が、まず第一の課題です。
しかし、センタースタンド使用時はフロートバルブが閉まっているおかげで、


オーバーフローしない訳ですね!と言う事はフロートバルブは役目を果たしていると言えます。
ところが、サイドスタンドを使用すると、車体の傾斜角が増えてオーバーフローとなる訳です。


このような症状ですと、走行中はほとんどオーバーフローはしないと思いますので、
従来の油面高さに戻せば、エンジン自体は調子良くなると思います。


残る問題はサイドスタンドでの駐車時に起こるオーバーフローですが、コックが止れば
問題は解決です。もしくはサイドスタンド使用時の傾斜角を緩くするような対策を練るか?


これが第ニの課題と言えます。早急に二つの課題をクリヤーして下さい。
アールプロ門倉

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