Q: 充電不良
2011-08-15  質問者:sp650さん
車両は購入時からポイント車がフルトラキットに変更されており、レギュレター、レクチも御社の70?79年用に変更されております。
先日、ツーリングにライトオンでは走らなくなり、ブラシを交換しまた。HPのメンテナンスを参考に見ていますがロ―ター抵抗値は良さそうなのですが、それより先はポイントモデルを参考にすればよろしいのか?フルトラの年式を参考にすればよろしいのか?アドバイスお願いします。バッテリー停止時12v 始動時11,5v ブラシ外側 内画側、on時、0vです。3カプラーの茶色は12v来ます。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


まず最初にお伝えしなければならない事は、XS650系は常時点灯ができないと言う事です!
二輪車は法律で常時点灯が義務づけられていると、勘違いしている方が非常に多いんです!


あなたは、わざわざ昼間にライトオンしていませんか?
この法律が制定されたのは1998年であり、それ以降に生産された車両は常時点灯が


義務付けられ、ライトスイッチが廃止されます。('92年より一部メーカーは実施)
その為には、従来の物より、強力な発電機が必要となり、仕様変更が実施されます。


しかし、'98以前の車両は、発電機が強化されておらず、そのままで常時点灯すると、
どうしても無理が生じてしまいます!充電システムは需要と供給のバランスで成り立ちます。


需要が大幅増加しているにもかかわらず、供給側が従来通りであれば、
当然品不足に見舞われます。今回のケースはこれが表面化したのではないでしょうか?


フルトラ点火に変更されているようなので、ポイントより症状が早く現れ、より深刻な状態に
陥ったと推測できます。一度バッテリーを満充電して頂き、その上でアイドル時と


3,000rpm時の充電電圧を測定して下さい。計測結果が問題ない数値であれば、
ライトOFFの状態で30kmほどの走行テストを実施して下さい。


XS650系の発電機は'70?'79年までと、'79年以降とでシステムが若干異なります。
点火方式の変更は、発電機には関係ありませんので、電装部品を購入する場合や、


メンテナンスを実施する場合は、あくまでも実車の年式に従ってください。
アールプロ門倉

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