Q: XS250始動テストの件です。
2011-07-20  質問者:NOSさん
お世話になります。
細かなアドバイスありがとうございます。
始動テスト、実践してみました。

1)
オイル油面をロアレベルに設定し、しばらく放置したところ、かさは増していないよ
うなのでガソリン流入はほぼ無い状態と思います。

余談ですが、1年前にショップにてにタンク内洗浄とコーティングをしてもらったの
ですが、按配が悪かったのか、コート前よりも錆汚れが出てきてしまっています。
同時に負圧コックも純正新品に交換しておりますが、
何度洗浄してもコック内負圧バルブがバカになってしまいON-RES-PRIいずれも
ダダ漏れ状態なのです。
その頃から燃料フィルターをかませ、キャブ内への錆汚れ混入は目視では
全く見当たらない状態です。

2.3.4.5.)
3セット実施しました。
当初プラグ穴からガソリン臭がしてましたが、ほぼガソリン臭がなくなった状態で
新品プラグに差し替えしました。

7.8)
プラグ新品、バッテリー満充電にて実施。
チョークON/OFF、アクセル全開/全閉でセル・キックを繰り返し。
ウンとかスンは無しです。体感上は圧縮がわずかに上がった感じです
(圧縮ゲージ所有しておりません…)。

9.10)
キーONで始動テスト。
前述セル始動時の白煙や、爆発音は全く無くなりました。
しかし、キック何百発してもウンともスンとも言わなくなってしまいました。
プラグ火花OK、プラグがガソリン臭いので燃料も来ています。

(2?10)まで2セット実施しましたが、一切始動の気配がなくなりました。
今回確認した箇所以外に何か問題があるのでしょうか…。
アドバイスをお願いします。


P/S:オイルは手持ちのWAKOSタフツーリング25W/50(75%化合)
で試したのですが、100%鉱物油でないとうまくないですか?
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


切始動の気配なしですか・・・・・・・困りましたね?!
「圧縮がわずかに上がった感じです」と記されていますが、圧縮が弱い感じなんですね?


最悪のケースですが、ピストンやリングに傷が入り、圧縮が弱くなっているのかもしれません?
オイルがガソリンで稀釈され、油膜が切れた状態でエンジンを回したのが原因ですね?


それ以外に考えられるとしたら、現在入っているオイルは既に稀釈されていて、
油膜が作れず、圧縮を維持できずに下に抜けているかのどちらかでしょう?


はっきり言います!化学合成油は空冷旧車には向きません!
空冷旧車は熱対策のため、ピストンクリアランスを多めに取ってあるからなんです。


業界からクレームがくると困るので、これ以上は述べませんが・・・・・・・
それでは下記の順番で再度始動テストをお願いします。


1)鉱物油の20w-50に入れ替えてください。
2)これからのテスト中、ガスコックはずっとOFFのままです。
3)プラグを外し、火花チェックをして下さい。
4)OKであれば、プラグ穴から20w-50のオイルを5-6滴垂らします。
5)10回ほど空キックして下さい。
6)次にガソリンを5-6滴プラグ穴から垂らします。
7)この状態でプラグをねじ込み、スイッチONで始動します。


ウンとかスンとか言いましたか??結果をお知らせください!
アールプロ門倉

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