Q: ステーターコイルの脱着について。
2011-05-31  質問者:栃木のxs乗りさん
はじめまして。自分は78年xs650splをレストアしている者です。ステーターコイル脱着についてお伺いしたいのですが。
ステーターコイルを外します。点検後装着する際、ノックピンらしき物がありません。はめ込む際、基準となる位置はあるのでしょうか?
2本のビスは多少の遊びがあります(若干でも斜めに入る可能性アリ)
その場合、上死点の位置と(ローターコイルのマーク)、ステーターコイルの位置関係が微妙にズレる可能性はないのでしょうか?
製作段階で、このズレは許容範囲なのでしょうか?
ステーターコイル自体にマークが刻印されている以上、それにあわせて上死点を設定しないといけない気がしますが…
フルトラのコイルは上死点(ローターコイル側)を出して、その後ステーターコイルの合いマークを設定→固定とゆう流れになっていますので、順番的にも問題無いようですが、ポイント用ローターだと合いマーク調整が出来ないように思い、質問させていただきました。
よろしくお願いいたします。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


ちゃんと位置合わせのノックピンがありますのでご安心下さい!
天下のヤマハは抜かりないですよ!


エンジン側のノックピンはこいつです!



ステーター側のノックピンのはまる溝です。



ノックピンの径が3mm、それがはまる溝が3.1mmですから、発生する誤差は1/10mmです。
これなら許容範囲と言えるのではないでしょうか!


たぶんシリンダーのスタッドボルトに付いているダウエルピン見たいな物を想像してたと
思いますが、ノックピンも様々な形状があり、位置合わせの役目を充分果たしています!


アールプロ門倉

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