Q: PWKキャブについて(結果報告)
2011-05-17  質問者:オオシマさん
こんにちは。先日、点火時期とキャブについて質問させていただいたオオシマです。
やはり気になったので、知り合いの車屋さんにタイミングライトを借りて、点火時期の調整を行いました。
だいぶずれていました。。。
Fマークのほぼ真ん中に合わせて、アドバイス通り左右のプラグも新品に交換しました。(左側真っ黒でした)
またアイドリングが安定していないのも気になっていたので、他の方の質問を参考に、アクセルワイヤーの取り回しと注油を一からやり直しました。
そしてエンジンを始動すると、いい感じです!
アイドリングも1200ぐらいで安定し、吹けあがりも好調です!
乗っていて本当に気持ち良いです。
的確なアドバイスありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

最後に、プラグについてお伺いしたいのですが、XSはRなしが指定になっていますよね?
Rありを使っても問題はないのですか?
NGKのBP7ESを探したのですが、どこにも在庫がなかったので、BPR6ESという品番のものを今回は使いました。
A:お答えします
ご連絡ありがとうございました。


調子よくなったみたいですね!! 良かった、良かった!!!
でも、エンジンの調整がいかに重要か、改めて認識されたと思います。


特に点火時期、キャブの同調、タペットクリアランスはちょっとの狂いで不調になります。
この辺がバッチリ決まっていると、もの凄く気分の良い吹けあがり方をしてくれますよね!


さて、お問い合わせの Rプラグ ですが、このRはレジスターのRで、要するに抵抗入りです。
'80年以降、車やバイクの電装品はIC化が進み、誤作動防止の目的でRプラグが採用されます。


また、四輪車においてはカーラジオのノイズ防止のために、早くから採用されました。
XS650においても、'80年以降のモデルはフルトラ点火が採用されますが、


プラグキャップが5kΩの抵抗入りに変更されています。
初期の256系は抵抗無しのプラグキャップで、TX650になると、廻りの四輪車への配慮から、


1kΩのプラグキャップが採用されます。そして前述の通り、'80年以降の5kΩに変更されます。
この当時はプラグ自体には、まだ抵抗入りは存在せず、BP7ESが使われていました。


Bはネジ径、Pは磁器突出型、7は熱価、Eはネジ長、Sは標準タイプを意味しています。
これに R が付くと抵抗入りとなります。


時代が進み、車もバイクもコンピューターを搭載したモデルばかりになると、プラグにも
抵抗を入れて、ノイズを防止しなければならなくなります!


そんな訳で、現在売られているプラグのほとんどは Rプラグ になってしまったんです。
Rプラグしか手に入らなければ、Rプラグを使わざるを得ませんが、僕はR無しにこだわります。


当社にご注文頂ければ、いつでも在庫していますよ!!
256系にはB7ESを、TX650、XS650SPにはBP7ESをご使用いただいています。


ただし、Rがついてもそれほど性能的には変わらないようですね。
気分の問題だけみたいな気もしますが・・・・・・・?


アールプロ門倉

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