Q: エンジンが始動しなくなりました。
2011-05-16  質問者:ヒロタさん
いつも大変お世話になっています。

XS650sp ポイント車78年製に乗っています。
先日、ポイント部分とガバナーのバネを新品に交換し、点火時期を合わせたのですが、始動しなくなってしまいました。
交換前は普通にエンジンもかかり、調子も良かったです。
点火時期の合わせ方は、電圧テスターの片側をIGコイルからの配線のネジに着け、もう片方をステーターに着けてます。
12vが来たところ(ポイントが開いた瞬間)をFに合わせてます。
点火時期をFに合わせ、キックを何回か踏んだところ、右から大きな音でアフターファイヤーがあり、そのあと数回踏んだ後、左からもアフターファイヤーがありました。圧縮されたガスが、プラグで点火されずに外に出てる感じです。バックファイヤーも時々出ます。
点火時期を少し早くしても、遅くしても同じ症状が出て始動しません。

プラグから火は飛んでます。
Fに切り込みが来たあたりで飛んでいるのを目視しました。
圧縮もあります。
IGコイル抵抗は冷えている状態で一次4.7Ω二次7.7kΩ
入力電圧もそんなに低くないです。
バッテリー電圧は12,5v 充電不良等は交換前にありませんでした。
交換時、キャブは触っていません。

気になる事がいくつかあります。
?プラグを外して確認したんですが、ピストンの上死点が、Tを1cmぐらい過ぎたところです。(そのため点火時期を少し遅らせて試してみました)
?交換時にガバナーのシャフトのネジを一度取り、反対側を押さえて増し締めしました。
シャフトがずれる事などありますか?
?Fの切り込みが、 I IFI となっているのですが、本来は真ん中のIの位置に切り込みをぴったり合わせればいいのでしょうか?
?御社のMIKES-XS フルトラキットには、取り付け説明書は付属しますか? 同時にコンデンサーの交換も必要ですか? 

初歩的な質問ですいません。
原因がさっぱり分からず困ってます。。。
よろしくお願いします。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


多分排気上死点で火花が飛んでいると思います。
360度クランクですから、ピストンは左右とも同時に上死点に来ますが、


片方は圧縮上死点で、もう片方は排気上死点です。圧縮上死点で火花を飛ばせば、
当然爆発しますが、排気上死点で火花を飛ばしても、アフターファイヤーが出るだけです。


試しにポイントからIGコイルに行っている配線を、左右付け替えてみて下さい!
あっと言う間に直るかもしれませんよ??


もしそれで直ったとしたら、シャフトを組む時に180度回転させてしまったんだと思います。
それでも直らない場合は再度お問い合わせください。それではご質問にお答えします。



?プラグを外して確認したんですが、ピストンの上死点が、Tを1cmぐらい過ぎたところです。
多分錯覚だと思います。




?交換時にガバナーのシャフトのネジを一度取り、反対側を押さえて増し締めしました。
シャフトがずれる事などありますか??
ずれたんだと思います。


?Fの切り込みが、 I IFI となっているのですが、本来は真ん中のIの位置に
切り込みをぴったり合わせればいいのでしょうか?
IFIの範囲内が正解です。




?御社のMIKES-XS フルトラキットには、取り付け説明書は付属しますか?
同時にコンデンサーの交換も必要ですか? 
説明書は付属します。フルトラはコンデンサーを使用しません。


アールプロ門倉

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