Q:
PWKキャブレター |
2011-05-03
質問者:オオシマさん
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なるほど。ご回答ありがとうございました。
私はほぼで大丈夫な人なので、このまま乗りたいと思います。もし機会があれば測ってみたいと思います。
もうひとつ質問いいですか?
今日キックでエンジンをかけたのですが、
キックを下ろすと右側のパワーフィルターから
バスン!というかなり大きな音がします。
白煙も出ています。左側はありません。
ノーマルのキャブのときよりも、キックが重たく
ケッチンが強烈です。
セル始動では音も、煙もありません。
なるべくキックでかけたいのですがビビッてしまいます。
キックのときにバスンと音がして、白煙が出るというのは、どういう症状なんでしょうか? |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
まさしくそれは、点火時期が合っていない症状です!!
やはり、タイミングライトをご購入いただかないとダメみたいですね?!
当社までご来店頂ければ、タイミングライトお貸しできますが、お住まいは遠いですか?
どうしてもタイミングライトが入手できない場合は、点火時期を勘で合わせる方法もあります。
ケッチンがくるという事は、点火時期が早目になっています。
少しずつ点火時期を遅らせて、ちょうど良い頃合を探ります。
トランジスタープレートを左に回すと点火時期は遅れ、右に回すと点火時期は早まります。
点火時期が遅めだと、アイドリング回転数は下がり、低回転が安定します。
しかし、高回転のふけ上がりが悪くなってしまいます。
逆に点火時期が早めだと、高回転の伸びは良いんですが、アイドリング回転数は上昇し、
低く保とうとアイドリング回転数を下げると、回転が不安定になってしまいます。
この状態でキックすると、早期着火による逆回転がおこり、キャブ側から排気が出てきます。
この現象を通称「ケッチン」と言い、白煙の正体は不完全燃焼の排気ガスです。
高回転も良く伸びて、低回転も安定している、ちょうど良い点火時期の領域を、
「蜜の味」と表現します。この蜜の味を求めて、点火時期の頃合を探ってください。
アールプロ門倉 |
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