Q:
XS650spアイドリングについて |
2011-04-15
質問者:ブぅちゃんさん
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返答ありがとうございます。
私も趣味程度の知識なので詳しく説明できるか分かりませんが、問診説明させていただきます。
Q1)車両の購入は2年前です。購入時にエンジンのオーバーホールをしてもらいました。
Q2)旧車に乗るのは初めてでしたのでこんなもんか?と思っていましたが今振り返ると症状は購入してから半年位してからでしょうか?多分・・・。
Q3)アイドリングはタコメーターを外している為数字で確認が出来ません。
Q4)キャブはオーバーホールと同時に交換しています
Q5)マフラーは社外品でマーカーは不明です。ただ輸入のビンテージのマフラーです。サイレンサーも穴の空いたプレートが1枚あるだけの車検非対応です。
Q6点火はフルトラです。
Q7)点火時期の確認調整はした事がありません。確認のしかたが分からない・・・です。
Q8)電気系統で変えた部品は自分ではありません。
ただジェネレーター、ローターコイル、レギュレーターなどはオーバーホール時に交換してもらいました。
Q9)左右の同調は同じに動きます。
一応こんな感じなのですがこの様な返答でよろしでしょうか?よろしくお願いします。 |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
だいたいの状況はわかりました。走り出してしまえばまったく問題なくスムーズなんですね?
ただし、アイドリング時は止る程ではないが、左気筒が不安定と言う症状ですね?
まず、アイドリング回転数ですが、TX650、XS650SPは1200rpmが基準の回転数です。
ですから、W1や旧トラのようにドッドッドッと言う低回転(900rpm以下)は出来ません。
SPと較べると割と低回転が可能な、256系(XS?XS650E)でさえ、基準回転数は1000rpmです。
ツインの魅力の一つにアイドリングの鼓動や音が上げられますが、XS650系の場合、
この分野に関しては、W1や英国旧車に遠く及ばないと断言できます。
その理由は、XS650系は他車に較べて、高回転型のエンジンが採用されているからなんです。
高回転型のエンジンはカム形状でバルブのオーバーラップが大きかったり、クランクマスが
小さかったり、キャブや吸気ポートが大きかったりと、低回転に不利な要素が盛りだくさんです。
前置きが長くなりましたが、要するにアイドリング回転数は適正ですか?という質問です。
ツインの場合どうしてもドッドッドッに憧れて、低めに設定してしまうんです!
低すぎると、どちらか片方が先に悲鳴をあげます。もっと下げると両方悲鳴をあげて
しまいには止ってしまうんですが・・・・その前段階のような気がします。
実は基準値の1200rpmという回転数は、えっこんなに高いの?と疑うほど高回転です。
ですから、普段より高めにアイドリング回転数をあげてから、次のテストを実施して下さい。
1)アイドリングを上げた状態でも左側の不整脈はでるか?
2)左右のマフラーから出る排気を両方の手のひらで受けた場合、排圧は同じか?
3)プラグを外し、プラグ、HTコード、プラグキャップすべてを左右交換するとどうなるか?
以上のテスト結果をお知らせください。
アールプロ門倉 |
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