Q: PWK32のワイヤー取り回しについて質問です (結果報告)
2011-04-01  質問者:YOSHIさん
先日はアドバイスありがとうございます。

ラインの取り回しはほぼ一緒でした・・・。若干ラインが低めになっていたのでもう少し大きいアールを描くように引きエンジン始動。

アイドリングは問題無かったのですが何度かブリッピングするとやはり回転数が下がらずダメでした。

人がほぼいない道路で走行もしてみましたがやはり同様の症状で停車してしばらくすると回転数が下がります。

そこでワイヤーの事はいったん保留してスロットルバルブが何らかの原因で戻りにくくなっているのではないか?と仮定しコットンバフでバルブ下部の角や強く当たったような箇所を軽く磨きました。

あとスプリングを少し引っ張って張度を増してみました。

その後組み付け始動してみると・・・OKです!

走行もOK!!

キャブのセッティング自体はそのままでまったく問題なく気持ちよく吹けあがります。
純正の負圧キャブと違いダイレクト感が増し排気音も歯切れ良くなったようです。

門倉さんが仰る通りコストパフォーマンスは最高ですね?。

純正キャブの状態が悪く交換パーツが多い場合はこのキャブにしたほうが安上がりでいいです。(実際純正キャブにお金使ってましたから・・・。)

磨きが良かったのかスプリングの張度を増したのが良かったのかわかりませんが予想が当たると気持ちがいいですね?。だからバイク弄りって止められないですね。

創意工夫。大事ですね。

今回もまた一つ勉強になりました。アドバイス有難うございました。
A:お答えします
ご連絡ありがとうございました。


スロットルバルブに引っかかりがありましたか!これは申し訳ございませんでした。
一応出荷時に、チェックはしているんですが、チェックが甘かったと反省しています。


メーカーで1機づつ擦り合わせをしているようで、それらしいペーパー跡が付いています。
ですから、このキャブは右と左のスロットルバルブを交換してはいけないんです!


以前、ジェット交換の際に左右を間違えて組み付けたら、とたんにバルブの動きが
渋くなってしまいました! そんな訳で説明書には下記の注意書きを記載しています。


【注意】
「スロットルバルブは擦り合わせ済みですので、分解時は左右を間違えないようにして下さい」


今回のケースは、メーカーの擦り合わせが不足気味で、充分ではなかったと推測します。
それをYOSHIさんが研磨して、補ってくれた結果、状況が改善されたんだと思います。


臨機応変な対応、本当にありがとうございました!!
また、PWKのコストパフォーマンスをご評価頂き、重ねてお礼を申し上げます!


アールプロ門倉

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