Q:
アイドリング不調 |
2011-03-31
質問者:まあしいさん
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>さらに燃調が崩れてくると、アイドリングは当然しなくなりますし、第一始動困難に陥ります。
>なんとなく症状が違いますよね? 思い当たる症状がありますか??
バックファイヤーとアフターファイヤーに関しては、
低速からの吹け上がりで若干発生する時があります。
エンストしてもそのままキック一発でエンジンは再始動できます。
>視点を電気系に戻してみましょう。充電電圧が13.7vとの事ですから、充電は良好だと思います。
>ですが、点火系はどのようになっているのでしょうか? '79年だとフルトラ車ですね!
年式は79年式と思っていましたが、初年度登録は79年ですが、
車体番号が「447-90※※」なので78年式なのではないかと思います。
点火方式はポイント式です。
電気系に関して行った作業は下記です
ローターが不良だったため交換(抵抗5Ωは確認)
レギュ/レクチを御社の一体式に交換。
ブラシを新品に交換。
ポイントコンデンサーを新品に交換。
左右のポイントを新品に交換。
キャブでの不具合も多少はあるとは思うのですが、
バッテリー端子を外すとその瞬間にエンストする為、
やはり、キャブでは無く電気系統が怪しくてなりません。
そこで、IGコイルやイグナイターの不良確認を行いたいのですが、
確認する方法(電圧・抵抗値の確認等)は何かあるのでしょうか?
それとも、新品に交換での確認方法しかありませんでしょうか?
また、現在電気系で行っていない作業は大きく何かありますでしょうか? |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
ポイントですか?!! だとしたら'78年のスポークモデルですね!
ポイント車でアイドリング不良とくれば、まずガバナーを疑いたくなりますよね!
点火時期はタイミングライトで合わせましたか?
点火時期が不安定になっていませんか? 回転落ちが悪くないですか?
点火時期が早めだとアイドリング回転数が上がり、逆に遅めだと回転数は下がります。
ガバナーにガタがあったり、スプリングが伸びていたりすると点火時期は早くなったり、
遅くなったりを繰り返し、結果としてアイドリングが不安定になるんです!!
もしこのような症状が見られたら、ガバナーをビニールテープで巻いて、開かないように
固定して下さい。その上でエンジンを始動し、タイミングライトで点火時期を確認します。
この状態で、点火時期が一定に保たれ、アイドリングが一定であればガバナー不良確定です。
ただしこの状態で、バッテリー端子を外してもエンジンが止まる事はありません。
充電電圧がきちんと保たれていれば、エンジンは止らないはずなんですが・・・・・
IGコイルは抵抗値を測って確認しますが、それより簡単な方法は熱の持ち具合です。
微熱はOKですが高熱および火傷しそうな超高熱はNo-Goodです。
まず、IGコイルにさわってどれくらい熱を持っているか確認して下さい。
次に冷えている時の抵抗値と暖まった時の抵抗値を測ります。
計測は1次側だけでOKです。IGコイルの(+)と(-)の配線をテスターに接続します。
冷えている時は4-4.5Ω、暖まった時でも5Ω以下でないと強い火花は得られません。
以上を参考に点火時期とIGコイルの抵抗値を測ってみてください。
なお、イグナイターはフルトラの部品ですから、ポイント車には付いていません。
アールプロ門倉 |
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