Q: リークの原因
2010-12-07  質問者:海岸ボーズさん
ご返答ありがとうございます。
投稿前にエンジンを掛けないで、揺さぶったりハンドルを左右に目いっぱい切ったり、ブレーキをかけたり、ニュートラルに入れたり、配線やカプラーをゆらして見たり、この程度は行いました。
私も充電系の気がしてならないのですが・・・(1000rpm付近のアイドリングではなくエンジンの回転が上がるとショートしてしまいます)
せっかちですが、例えば、充電系に絞って調べる場合の方法はどうすればよろしいでしょうか?
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


たしか、先日ご来社頂いた時、いやな物を見つけちゃいましたよね!
小型のMFバッテリーです! まだ使ってますか??


もし過充電だとすると、最悪の場合は破裂します!! 絶対に使わないで下さい!!
大事なバイクのフレームが希硫酸でボロボロになってしまいますよ!!


今すぐに純正サイズの開放型バッテリーに交換して下さい!
それだけで直ってしまう可能性もあると思いますが、とりあえず交換が大前提です!!


それでは充電系が原因での、ヒューズ飛びの可能性を推理してみましょう!
一番に考えられるのは、電圧の上がりすぎです!!


この場合はレギュレターやバッテリーの不良が原因と言えます。
二番目の可能性は発電機やレギュレター、レクチファイヤー内の短絡(ショート)です。


この場合は電圧の影響ではなく、むしろ回転を上げた事による振動と考えた方が無難でしょう。
振動が原因と考えられる場合は、充電系だけでなく、もっと広い範囲で考える必要があります。


それではまず、バッテリーの充電電圧を測ります。ヒューズが飛ぶまで回してください。
飛んだ時の電圧が17V以上であれば、過充電によるヒューズ飛びと考えて良いでしょう。


もし飛んだ時の電圧が15V以下だとすると、原因は電圧ではなく、振動だと判断できます。
振動と考えられる場合は、レギュレターとレクチのカプラーを外して、エンジンを回してみます。


これでヒューズが飛ばなくなれば、充電系の内部短絡(ショート)と判断できます。
これでもヒューズが飛んでしまう場合は、原因は充電系以外にあると判断できます。


頑張って調べて下さい。
アールプロ門倉

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