Q:
フルトラ点火について1980年 XS650SP |
2010-12-04
質問者:104TTさん
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いつもお世話になっています。
トランジスタイグニッションキットの購入を考えているのですが
29800円のと45000円のどちらを購入していいのか迷っているのですがお互いのメリット、デメリットを教えていただけませんか?
あと、素人でも取り付け可能ですか? |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
29800円が米国MIKES-XS製で、45000円が英国ボイヤー製となります。
両方のキットの大きな違いはMIKES-XSが機械進角で、ボイヤー製が電子進角だと言う事です。
ではその進角方法の違いは、乗ってみて感じられるか?と言うと、感じられません!
別に電子進角が優れている訳ではなく、メンテフリーだと言うだけの事です。
それでは機械式はメンテが大変か?と言うと、10年位はガタが出ないのでノーメンテでOKです。
こう書くと電子進角のメリットが無いみたいですが・・・・・とりあえずメンテフリーです。
性能的にはどうかと言うとほぼ互角です!どちらも調子良いですよ!!
耐久性もほぼ互角だと思います。フルトラの弱点である電圧の変化に弱い点も同様です。
どちらも高電圧でパンクしやすく、少しの電圧降下で火が飛ばなくなります!!
電圧の管理さえきちっと出来ていれば、壊れずに安心してお使い頂けると思います。
取り付けが簡単なのはボイヤーです!ただしその後の調整が難しく、組み立ても
きちっと組めません! これが英国式と言えば英国式なんですが・・・・・
MIKES-XSは進角ガバナーが厄介なんですが、組み立てはカチッとしています。
説明書どおり組み立てれば、ほぼ点火時期も合ってしまうので、そのまま始動できます。
この辺がボイヤーの欠点で、点火時期の初期設定が難しく、いいかげんです!!
でも組み立て自体はすごく簡単なので、一長一短という所でしょうか!
どちらも言える事ですが、電圧の変化に弱いので次の事柄には充分ご注意ください。
☆ 純正より容量の小さいバッテリー使用禁止!
☆ 自動車バッテリーとのジャンプ接続禁止!
☆ 充電不良や過充電状態での使用禁止!
☆ メンテナンスフリーバッテリーでの使用禁止!
以上の約束事守っていただければ、故障の心配無くご使用いただけると思います。
アールプロ門倉 |
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