Q:
PWKのアイドリング調整について。 |
2010-10-31
質問者:ポンコツSPLさん
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先日PWKを購入させていただいたものです。
純正のキャブが不調で外していたので、本日取り付けてみました。説明書通りに組んだつもりですが、どうしてもアイドリングが2000RPM以上になってしまいました。
なにか間違えている可能性がありますでしょうか?
P/Jが#30ですが、もっと小さいものに交換した方が良いのでしょうか?
あと、アクセルワイヤーに給油したのですが、なかなかアクセルのゴリゴリ感が消えません。良くはなったのですが、スムーズに動かす方法があったら教えていただきたく思います。
全くの素人ですみませんがよろしくお願いいたします。 |
A:お答えします |
ご購入、お問い合わせありがとうございます。
アイドリングが落ちないのは、ワイヤーが戻りきってないからでしょう。
セッテイングはベストだと思いますので、変更はしないで下さい。
まずタンクを外してください。ハンドル部分もワイヤーを外してください。
この時点でワイヤーのインナー奥まで防錆スプレーを注入します。
キャブ側もばらして、ワイヤーのインナー奥まで防錆スプレーを注入します。
ばらすのが面倒な場合は、ワイヤーを引っ張って防錆スプレーを注入してください。
ハンドル部分にワイヤーを取り付けますが、スロットルチューブの中も給油します。
右ハンドルスイッチ内部もきっちり給油して、チューブがストレス無く回るようにします。
そして最後の決め手は、ワイヤーをどこにも縛り付けないことです!!
タンクを付けず、この状態でアクセルを全開にして、手を離して下さい。
「パチン」と音がして、スロットルバルブが戻ればOK、そうでなければもう一度やり直しです。
結果が良ければ、できるだけワイヤーに干渉しないようにタンクを取り付けてください。
クラッチが重いと嘆いている方が多いんですが、そういう方はたいていワイヤーを
フレームに縛り付けています!!大事なことはハンドルを切った時にワイヤーが動くことです。
ワイヤーをフレームに縛り付ける行為は、百害あって一理無しです!
縛り付ける必要性はまったくありません!
ワイヤーのアールはできるだけ大きく!ハンドルを切った時に、一部のみアールが
きつくならないように、全体が緩やかに動くように配置しなければなりません。
変な方向に飛び出さないように、どうしても縛らなければならない場合は、
固定するのではなく、ゆるゆるな輪をつくり、その中を通す感じで飛び出しを防ぎます。
ワイヤーの配置次第で見違えるように操作しやすくなりますので、頑張ってやってみて下さい。
アールプロ門倉 |
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