Q: 81年式XS650SP吹けあがり不良:キャブ編
2010-09-20  質問者:solidさん
いつもありがとうございます。

点火システムも怪しいのですが、
エンジンが冷えている状態で空ぶかしすると
パンパンとアフターファイヤーする点や、

一時間近く走行して、暖まってくると
アイドリングが不安定になり、
信号待ちでエンストしそうになることもあり、
キャブが怪しいという感じになってきました。

そこで一度キャブをばらしてみました。
メインジェットが片方ボロボロでした。
穴自体は一応通っていましたが。

とりあえずメインジェットとパイロットジェット
を新品に交換しようかと何気にパーツリストを見た所、
パイロットジェットの下というか上というか
かぶさる様なかんじて、スクリュという部品が
ある事に気付きました。
ヘインズマニュアルですと20番の部品です。

これはキャブOHキットの商品説明にある、
PJのゴムのフタに当たるのでしょうか?

ちなみにこのキャブにはついていませんでした。

あとついでに油面は合ってるかな?と思い、
キャブを逆さの状態にして、合わせ面から
フロートの一番上まで測ってみたら、
片方は大体22.5ミリくらいでしたが、
もう片方はそれより3ミリほど低かったです。

一気に色々設定を変えると訳が解らなくなると思い、
とりあえず油面はいじってませんが、
ニードルバルブが収まる穴?がごみが詰まっていないかチェックしようとして、フロートピンを外して
再度組み付ける際に、フロートピンを曲げてしまいました・・
やはりキャブの連結ステーを外してから、
一個にしてから作業すべきでした。

踏んだり蹴ったりです。慌て者の自分が悪いのですが。

毎度長文申し訳ありません。

見当違いでなければ、
PJのフタの件御回答宜しくお願い致します。
A:お答えします
solidさん、お問い合わせありがとうございます。


'79年以降のXS650SPの純正キャブ「BS34」には、パイロットジェットの下にゴムのフタが付きます。
これはパイロットジェットがフロートチャンバーから直にガソリンを吸入しないで、


メインジェットを経由したガソリンのみを吸入するためのメクラブタなんです!
振動や加減速時の油面の変化による悪影響が、出ないように考えられた対策措置で、


パイロットジェットの取付け位置が高い「BS34」キャブにとっては、非常に重要な部品と言えます。
メインジェット、パイロットジェット、メクラブタを交換し、油面を適正値に合わせて下さい。


その状態でキャブの調子を見て、必要に応じて細かいセッテイングを実施したら良いでしょう。
頑張って下さい!!


アールプロ門倉

一覧へ