Q:
充電不良?? |
2010-09-08
質問者:伊藤さん
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こんばんは。
伊藤と申します。
教えて下さい。
XS650SPに乗ってます。
おそらくバッテリー充電しなくなったと思います。
どのような原因追求の仕方していいのかわかりません。
素人の者で、わかりやすく教えて下さい。
宜しくお願いします。 |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
伊藤さんのXS650SPはポイントモデルでしょうか?フルトラモデルでしょうか?
この場合は後付けのフルトラは除外で、純正本来の点火システムでお答えください。
ご存知かとおもいますが、ポイントとフルトラでは発電システムが異なります。
したがって、原因追求の方法も若干異なりますので、システムの確認が必要です。
次にテスターはお持ちでしょうか?できればアナログが良いんですが・・・・・・
もしお持ちでなかったら、当方にて販売中のアナログテスターをご購入ください。
\1,980
まず最初にやる事は、充電電圧の測定です。
その前にテスターの右下のソケットに赤リード、左下に黒リードを差し込みます。
テスターのダイヤルは[右側のV= 50]に合わせます。そしてバッテリーを満充電した状態で、
赤リードをバッテリー(+)に、黒リードをバッテリー(-)に接触させます。
針が移動したと思います。目盛りの50の所を読み取ってください。たぶん12.5V位でしょう!
次にエンジンを始動します。アイドリングから3000rpmまで回転を上げた時に針は振れますか?
12.5Vの位置から、右に振れて14V位を指せば充電はOKです!
もしほとんど振れなかったり、振れ幅が少なかったりした場合は充電不良と断定できます。
充電不良と診断がくだった場合は、ブラシの長さを測りましょう。
エンジン左側のYAMAHAロゴ入りの丸カバーを外します。
2本の配線が見えて、その配線が小さなビスで止まっていると思います。

このビスを外すと、バネでブラシのプレートが持ち上がってきますから、
それを引っ張り出して下さい。

引っ張り出したら、黒いカーボンの四角い部分の長さを測ります。
10mm以上が優良、10mm以下は不良です。短いと発電不良になりますので要交換です!
次にローターの抵抗値を測定します。テスターのダイヤルを[左下 Ωx10]に合わせます。
この時赤リードと黒リードを接触させ、針が0を指すか確認します。
0を指さない場合は、テスターの左横にあるダイヤルを回し、0の位置に来るよう調整します。
これを0Ω調整といいます!!
0Ω調整が済んだら赤リードと黒リードをブラシが当たるレール(スリップリング)に当てます。
もちろんブラシを外した状態で測定します。

中央のレールは当てにくいんですがうまくもぐらせて測定して下さい。
どちらが赤でも構いません! その状態で、目盛りの一番上、Ωの数字を読み取ります。
1と0の真中に針が来ていれば、規定値の5ΩですからOKです!!それ以外は不良となります!
ここまではポイントもフルトラも共通ですから、お調べください。
結果を是非ご連絡下さい。その内容により次に進みたいと思います。
アールプロ門倉 |
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