Q: 青箱が
2010-08-30  質問者:4Qさん
回答ありがとうございます。そこで疑問なのですが、バッテリー+から青箱とI/Cへいっている配線の間にメインスイッチを付けON/OFFしていました。これでエンジンを停止していました。青箱とI/Cの+への電流を遮断してもエンジンは止まらないのですか?それとR/Rの青配線は常時流れていてR/RがON/OFFを制御してオレンジ配線に流しているのではないのですか?最後に過電流はどうすれば治るのでしょか?電気の事がよくわかりません。お忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


「バッテリー+から青箱とI/Cへいっている配線の間にメインスイッチを付けON/OFFしていました」
点火系はこれでOKです!これでエンジンはストップします。



「R/Rの青配線は常時流れていてR/RがON/OFFを制御してオレンジ配線に流しているのでは
ないのですか?」
基本的な考え方は合っているんですが、応用が間違っています。


R/Rの青線が入力線で、オレンジ線が出力線です。ここまでは合っています。
この出力線へのON/OFFはバッテリーの電圧(電力)によって作動が決定されます。


実際は複雑ですが、簡単に説明するとバッテリー電圧が14V以下でON、以上でOFFとなります。
ですからエンジン停止状態ではバッテリーは約12Vですから、青線に電流を流すと、


オレンジ線から電流は流れてしまい、ローターには常時電流が流れっぱなしです!
そうなると 「加熱→抵抗値増大→パンク」 奈落の底にまっしぐらです!!


実はこのようにエンジンが回転してない状態で、電流を流し続ける事が
電装品に大きなダメージを与える最大原因と言えます!


ローターは回転していれば風で冷えます。また発電電圧が上がればON/OFF作動が始まり、
OFFの時間は休憩時間となり、電装品を休ませる事が出来ます。


R/Rも同様で電流が流れ続ける状態と、ON/OFFが繰り返される状態では、熱の持ち方が
だいぶ違ってきます!これはI/Cやコンデンサー等々、あらゆる電装品に言えることです。


そして 「加熱→抵抗値増大→パンク」 奈落の底への方程式が成立してしまいます!!
「エンジンが回転してない時に、電装品に電流を流すな!」これは鉄則です!!


解決方法は簡単です!R/Rの青線もメインスイッチを通した電源に接続すれば良いんです!
ただし、ローターとR/Rは既にダメージを受けている可能性がありますので点検が必要でしょう。


アールプロ門倉

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