Q: XS250が片肺になってしまいました。
2010-08-16  質問者:S.Tさん
はじめまして。
XS250(形式4E0/トランジスタ点火)の片肺症状に悩んでいます。
拙い文章ですが、現状を下記に記します。

アイドリング中、1番シリンダーのプラグキャップを外すとエンジン停止、
2番のキャップを外すとエンジンは動いたままです。
という事で2番が死んでいると思うのです。

1番側のマフラーは走行後かなり熱くなっているのに
2番マフラーはぬるくて平手でぺたっとさわれてしまう上、
排気も冷たくて生ガスの匂いがします。

プラグの焼け具合のチェック。
1番=程よく焼けている。
2番=燃料で濡れている。ススが多く付着。

プラグキャップを着けて車体にアースし、
セルを回し火花のチェックをしました。

1番プラグ=電極部分で元気にバチバチ。
2番プラグ=プラグを車体に接地させると全く火花が出ず。
プラグを車体から5mm?10mm程離すと電極部分、+プラグ本体部と車体間で元気な火花。
10mm以上離すとプラグから火花は出ず。
(この時プラグを持っている手に電気が走りました。正常?)

これが片肺の原因かな?、とも思うのですが、
プラグを車体に接地(アース)する事で火花が発生するのが正常、
という認識だったので混乱しています。

何卒アドバイスをいただきたいです。
宜しくお願いします。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


これは単純にプラグとプラグキャップの不良でしょう!
とりあえず、この両方を交換すれば正常に火が飛ぶと思いますよ!!


正式な火花チェックはこの二つの部品(プラグとプラグキャップ)を除外して調べます。
この二つの部品は非常に劣化しやすく、原因の本質を見誤る可能性が高いからです。


HTコードから直にヘッドにスパークを落とし、火花の強さをチェックします。
ここで強い火花が得られれば、その上流にあるIGコイルやイグナイターは正常と判断します。


まず、この方法でチェックして下さい。5mm程度の間隔で強い火花が出ていればOKです。
次にプラグとプラグキャップを左右交換します。これで症状が逆転すれば原因は特定できます。


この際ですから、HTコード、プラグキャップ、プラグとすべて新品に交換して下さい。
これらの部品は経年劣化により、賞味期限はとうに過ぎていると思いますよ。


これで一時的には直っても、すぐに再発するようですと・・・・・
なにか別な問題が潜んでいるかもしれません。とりあえずここまでお調べください。


アールプロ門倉

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