Q: エンジンがかかりません・・・
2010-08-01  質問者:tafeさん
はじめまして。tafeと申します。
今年、TX650・76年式のオーナーになった
ばっかりです。
突然、今月の頭ぐらいから調子が悪く、エンジンが
かからなってしまいました。
セルは回ります。キックでもかかりません。
4?5回セルを回していると、たまにエンジンが
かかりますが10秒くらいで> 止まってしまい、
その後全くかからなくなります。
どんな原因が考えられるか教えてください。
初歩的な質問で申し訳ありません。
宜しくお願いします。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


何度もお話していますが、エンジンが調子よく回転するために、三つの重要な要素があります。
「良い火花」「良い混合気」「良い圧縮」の三つの要素がすべて満たされていなければなりません。


言い換えれば、三つの中のどれかに不具合がでれば、エンジンは不調になると言う事です。
トラブルシューティングの第一歩は、三つの内のどのカテゴリーの不具合なのかを調べます。


まず、火花を見ます!古いプラグを外します。新品のプラグを用意してプラグキャップに差し込みます。
それをプラグ穴にねじ込まずに、ヘッドの上に置きます。この時電極はプラグ穴から少し離して下さい。


この状態でセルを回し、電極に火が飛んでいるか目視で確認します。
次にメインスイッチOFFの状態で、プラグをプラグ穴にねじ込み、チョークを引いて


アクセル全閉と全開で各5回づつキックします。その後プラグを外しプラグの濡れを確認します。
濡れていればガソリンが来ている証拠です。濡れていなければガソリンは来ていません。


最後にプラグを外して、中指でプラグ穴を塞ぎます。その状態でセルを回してください。
指が離れるくらいの圧力が感じられれば、圧縮(コンプレッション)は良好です。


当然、左右とも同じくらいの圧力でなければなりません。以上が基本的な3要素の簡単なチェックです。
エンジンは火が飛んで、ガスが行って、圧縮があればどんなかたちであれ、爆発はします。


ガスが行き過ぎて、プラグがすぐにかぶり、火が飛ばなくなる場合は、コックOFFの状態で、
アクセル全開にして、セルを回してください。空気をたくさん吸わせることにより爆発が始まると思います。


以上のテストで、何かがわかると思います!!テストの結果をお知らせください。
アールプロ門倉

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