Q:
1970 XS?1 始動困難 |
2010-05-05
質問者:トンボさん
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はじめまして。いつも色々とパーツではお世話になっております。小生1970年型 XS-1を所有しておりますが、先日パッキンを変える為にポイント部分を分解しました。再度組み直し、左右の点火位置もあっておりプラグから火花も飛んでいるのにエンジンが掛かりません。ポイントは自分でオイルストーンで研ぎました。完璧なはずなのに何故エンジンが掛からないのでしょう? ご教示お願いできればと思い書き込みました。 |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
症状を冷静に分析してみましょう。ある事を境にエンジンが掛からなくなった訳ですよね。
そのある事とはポイント部分を分解して再組み立てした行為ですね!
そして完璧に作業して、プラグの火花も飛んでいるのに再始動しないんですね!
考えられる事は一つだけです! 排気上死点で火が飛んでいると思います?
チェックしてみましょう!右気筒のポイントが開いた瞬間のFマークに合わせます。
この時火が飛ぶわけですね! 右気筒のロッカーカバー前後を開けてみましょう。
この時圧縮上死点ですから、当然IN・EXのバルブは閉じていなければなりません!
ロッカーアームが押してませんか??もし押していれば排気上死点です。
直すのは簡単です。まずポイントカムを外します。次にガバナーのカバーを外し、
貫通シャフトをガバナー側に押し込むと、ガバナーウエイトと中央のローターが外れます。
そこで中央のローターを180度回転させて、元通りに再組み立てすればOKです。
これでカム位置で180度、クランク位置で360度点火時期が進みました!!
さあ!再始動して下さい。すぐにエンジンは掛かると思いますよ!!
アールプロ門倉 |
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