Q: 点火時期
2010-02-01  質問者:田代さん
ご無沙汰しております。CB250EXの田代です。
レクチファイヤーの取り付けでは大変お世話になりました。あれからエンジン腰上オーバーホール(ボーリング等々)で何とか本日エンジン再始動しましたが、
ポイント調整をしようとテスターで測ったのですが、
どうやってもポイントが開いていても導通しています。配線を外しポイント単体だと問題なく切れるの
ですが、コンデンサー・コイルの配線に繋ぐと
やはり左右とも導通が切れません。コイルかコンデンサーのショートなのでしょうか。
A:お答えします
こんにちは、お久しぶりです。


エンジンは再始動したんですね?! 始動できたんなら大丈夫です! 
ポイントは普通に機能しています! 導通しっぱなしだと絶対に火は飛びません!


ポイントってアース(マイナス)スイッチなんです。
ポイントが閉じてアースに落ちている時はバッテリーの電流はIGコイルに流れます。


回路としてはバッテリー(+)からIGコイルの(+)に入り1次コイルを経由してIGコイル(-)に流れ、
そこからポイントに行って、ポイントが閉じている時は車体アースに流れて回路が成立します。


そしてポイントが開いた瞬間に回路が断絶し、1Gコイルの1次側電流が絶たれた瞬間に
電磁誘導作用が起こり、2次側コイルに高電圧が流れる訳です。


言い換えれば、火が飛ぶということは、回路の成立・断絶が正常に行われている証拠です。
ただこの場合、点火時期まで正常かどうかは別問題です。


点火時期は本来エンジンが回転している状態で点検すべきで、停止状態だと目安程度です。
できるだけタイミングライトで点火時期を測定して下さい。


停止状態で大まかな点火時期を調整する場合は、テスターを使わず豆電球がお奨めです。
豆電球の方がポイントが開く瞬間を認定しやすいので、よりシビアに調整できますよ!


また遊びに来てください!!
アールプロ門倉

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