Q:
xs650のオイルの循環について |
2009-11-10
質問者:あらいさん
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こんばんは、今少しまえにOHしたエンジンが白煙を吐くのでもう一度腰上をばらしています。ついでに750CCにするのですが、ひとつきになったので質問します。外したピストンの側面スカートの長い側に縦に浅めの傷が付いていたのですがこれは普通なのか?というのと、ピストンピンが走行が3000キロ程度なのにコンロッドにあたる部分が触ってわかるほど磨耗している。減っていない部分をコンロッドに入れてみるとそんなにはガタは無いみたいです。この原因はオイルの回りが悪いだけでしょうか?それとも、ピンとスモールエンドのクリアランスは、ほとんど無いものなのでしょうか?よろしくお願いします。今回は失敗するわけにはいかないので・・・ちなみに、750ccキットはWPC加工したほうが、確実な慣らしが可能なものでしょうか? |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
ピストンの縦キズ、ピストンピンの磨耗・・・・この2点でピンと閃きました!
エンジンにサンドブラストかけてないですか??
ブラストの砂一粒でエンジンに致命的なダメージを与えます!!
カスタム屋さんがよくやる失敗なんですが、絶対にエンジンにブラストかけてはいけません!
どんなに良く洗っても危険です!リスクは非常に大きいですよ!!
一粒がオイルに混入しただけで、エンジン内部をくまなく廻りダメージを広げます。
もし原因がオイルの循環不良だとしたら、ピストンピンは熱により焼け焦げます。
ピストンも少し溶けてその後焼き付いたようなざらざらした状態になります。
この場合は熱ではなく異物の混入と考えたほうがよいでしょう。
もし「ブラストしてないよ!」と言うことですと、ファンネル仕様なんでしょうか?
それともオイルに異物の混入でしょうか?? 詳細をお知らせください。
いずれにしろ、エンジン全バラで洗浄しないとまた再発しますよ!
きっちり洗浄しても100%安心はできません! 僕自身何回も失敗してますから・・・
アールプロ門倉
PS:もしサンドブラストが原因だとしたらクランクOH、コンロッド交換も必要でしょう。 |
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