Q: xs250(4A8)の充電不足
2009-10-12  質問者:yacさん
はじめまして。 
マニアックとても素敵なサイトですね★
突然ですが助けてください。

XS250(4A8)をレストア中ですが
昨日充電電圧が足りなくなり、エンジンストップしました。
バッテリーを充電してエンジン掛けましたが充電量が
アイドリング時11.7V  3000回転時12.3V位しかありません。
以前は14.3V位の充電量は確認していました。
現在バッテリーは3Aの小さいタイプに変えてますが、軽自動車用40Aを繋げても同じです。

過去ログの記事を見させて頂き、オルタネーターから出ている白線3本を測定しました。
私のテスターはAC20Vの次がAC100VなのでAC100Vで計測しました。
各間の電圧は回転数上げても10V前後しかありません。
部品取りのGX250からレギュレーター、レクチ交換しましたが変わりません。。
この場合コイルでしょうか??

悪くなる前にした事は、社外テールランプに交換しました。
この際、テールランプから出ている配線の色に騙され間違えて繋げました。
ライトの線にアースをつなげてしまいました。(分解してみると黒の配線がライト、黄色がアースになっていた)
接触不良の為ヒューズは直結してました。


よろしくお願い致します。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


最初に情報としてお伝えしますが、自動車のバッテリーとのジャンプ接続は厳禁です!
点火系や充電系の部品が壊れますので絶対にしないで下さい。


またこの年式のフィールドコイルタイプ発電器に容量の小さいバッテリーやメンテフリーの
バッテリーを組み合わせると過充電を起こし、最悪破裂したりと大変危険です。


もう一度、基本にのっとった整備を心がけて下さい。
そうでないとテスターが表す数値の信頼性が乏しく、判断材料となり得ません!


GX250はXS650と同様にフィールドコイル式の発電器を採用しています。
このタイプ永久磁石の発電器のような常時発電では無く、必要な時だけ電磁石になります。


650と違う点はブラシを使用しないオイルバス式のコイルが使用されている事です。
この方式は熱対策に優れ、その後の主流となる、当時としては最新の方式です。


ですから650のように頻繁にコイルは壊れません!
レギュレターを使用しないで、レクチのみの直結方式で最大発生電圧を計測して下さい。


それによってコイルの不良が判断できます。
ただし基本の状態に戻すことが先決です!正規の容量の開放式バッテリーをご使用ください。


アールプロ門倉

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