Q:
xs650sp左マフラーより白煙の症状の件 |
2009-09-15
質問者:honoさん
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白煙は主に始動時に多いです1時間以上症状が続く時あります。その後、ピタリと収まります。白煙の悪臭は気になりませんでした。白煙のひどいときに片肺ぎみになったことありますがプラグ清掃後は白煙出しながらも好調です。オイルは普通の20w40で少し減り気味でした。ステムシール交換時ガスケット類新品にしましたがベースパッキンよりオイルにじんできてます。診断宜しくお願いします。 |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
キャブオーバーフローによるガソリンのオイル混入やヘッドガスケット部よりの、
燃焼室内オイル混入を疑ったんですが、両方とも可能性は低そうですね。
始動時に多いとなると、オイル下がりの可能性大ですね!僕なりに推理してみました。
何らかの原因で駐車時にステムシール部よりオイルが燃焼室内に混入したまっている!
原因として考えられるのはバルブステムの曲がり、バルブガイドの磨耗ではないでしょうか?
ステムが曲がっていると新品のシールに換えても、シールのリップ部に隙間ができます。
またガイドのガタも同様に隙間を生じさせます。ヘッド部のオイルはオイルパイプから
ロッカーシャフト、ロッカーアームを経由してカムシャフトとバルブに供給されます。
エンジン停止後もオイルパイプ上部やロッカーシャフト内に多量のオイルがたまっています。
このオイルが重力により少しずつバルブに降りてきます。
この時ステムシールに隙間があると、すべて燃焼室行きとなります。
エンジンの始動後にオイル下がりが少ない理由は、オイルが拡散されるからではないでしょうか?
排気ポートと吸気ポートの中を覗くとバルブステムとガイドが見えます。
この部分のオイルの付着具合でオイル下がりの有無がある程度判断できます。
お調べいただき、再度お問い合わせください。
アールプロ門倉 |
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