Q: エンジンのバラツキ
2009-06-30  質問者:笠原 光雄さん
XS1Bですが、1回目の始動はほぼキック1発で始動しますが暖まった状態(給油後すぐの始動)では間違いなく始動不可です。30分位休むと始動できます、そこ後の走りはツインになったりシングルばらつきます。アイドリングも、勿論ばらついております何かご指導をお願いします。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


エンジンが冷えている時は好調で、暖まると不調になるわけですね!
まず頭に浮かぶのが「ガスの濃すぎ」ですよね。これは簡単に調べられます。


1回目の始動時にチョークは使いますか? 
チョークを使わなくても始動できるようでしたら完全に「濃すぎ」です。


またチョークは使うが、すぐに戻してもアイドリングはOKで、
空ぶかしもOKとなれば、これも「濃すぎ」です。暖まると不調になります。


次に頭に浮かぶのは「暖まって火花が弱くなる」ケースです。
これは原因が様々ですが、IGコイルの劣化や充電不良による電圧降下が考えられます。


その次に思い浮かぶのは「タペットクリアランスの狭すぎ」です。
狭すぎると熱を持ったときにクリアランスが無くなり、バルブを突いてしまうんです。


そうなれば当然圧縮不良がおきますので、エンジンは不調になります。
上記以外にも様々な原因が考えられますので、消去法で原因追求をしていくと良いでしょう。


とりあえず解る範囲で調べていただき、再度お問い合わせ下さい。
アールプロ門倉

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