Q: クラッチ クラッチワイヤーについて。
2009-05-30  質問者:玉手さん
お世話になります。1980年式のXS650SPに乗っているのですがお聞きしたいことがあるんです。
ハンドルを替えてR?PROさんからクラッチワイヤーをオーダーして購入したのですが、取り付けしていざクラッチをきるとすごくクラッチの切れが悪くなかなかニュートラルに入りません。古いバイクなのでクラッチが重いのはなんとなくわかりますがクラッチワイヤーをいくら張っても切れが変わりません。クラッチワイヤーが長いからだとは思いますが何が原因でこうなるのかがわかりません。知り合いにはクラッチのプレートがくっついているから切れが悪いといわれましたがクラッチをバラス技量と工具がありません。何かいいアドバイスお願いします。あと違うバイクのクラッチワイヤーは流用可能なのでしょうか。よろしくお願いします。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


まず最初にお願いです!新品のクラッチワイヤーは必ず給油して下さい。
ノズルの細いスプレー式潤滑剤で内部を潤滑させ、アウター両端以降にグリースを塗ります。


僕みたいに旧い人間にとって、ワイヤーの給油は当たり前の事でこれは定期的な作業です。
もちろん新品ワイヤー交換時もこの作業は必要です。


製造工程で油を嫌う作業が必要な為、脱脂状態で製品化されるんです!
そしてほとんどのワイヤーはコストの関係で、そのまま無給油で納品されます。


給油をして頂きますと驚くほど軽く、スムーズになります! 是非やってみて下さい!
この他に、切れの悪さや操作の重さの原因として考えられる事は「取り回し」です。


真っ直ぐに伸びたワイヤーは驚くほど軽く作動します。
装着時の注意点はいかに曲がりを少なく取り付けるかが最大のキーポイントとなります。


曲がりを少なくと言う事は言い換えればアールを大きくとると言う事です。
長すぎても短すぎても理想の取り回しからかけ離れてしまいます。


当社ではワイヤーのロング加工やショート加工も承っておりますので、
必要な場合は是非ご用命下さい!


アールプロ門倉

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