Q:
プラグについて |
2009-05-02
質問者:のぐちさん
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おかげさまで、’80XS650SPも動くようになり、ツーリングにも行けるように、なりました。
ありがとうございました。
それで、少し気になることがあります。
エンジンが冷めてる状態だと、左側のプラグがかぶってしまい右側だけで、かかってしまいます。
今は、左側だけ、BP6ESにして、少しは改善されていますが、やっぱりかぶります。
キャブは、ノーマルですが、変えられるところは、変えて、油面も規定値にしてあります。
フィルターを変えていますので、MJ145番にしてあります。あとは、ノーマルです。
点火系は、貴社のボイヤーに変えてあります。
走る分には、問題ありませんが、たまにアイドリングが低くなったりします。(高い場合もあります)
また違う原因だと思いますが、右側の方から、タペット音みたいな音がします。バルブクリアランスは、何回、調整しても音がでます。何か思い当たる件は、ありますか?
もうひとつ聞きたいのですが、ボイヤーに付いてきたプラグコードとプラグキャップをテイラーの抵抗なしに変えたいのですが、何か問題点とか、プラグを変えるとかあれば、教えてほしいです。よろしくお願いします。 |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございます。
ボイヤーに付属しているプラグコードやプラグキャップは、できれば交換しないで下さい。
すべての抵抗値を計算し設定された商品です。特に抵抗無しタイプへの変更は厳禁です!
誤作動を起こす原因となりますので、絶対に使用しないで下さい!
タペット音に関しては、バルブステムの頭およびアジャストスクリューの打点が、
変磨耗を起こしている場合は調整しても音が消えません。
この場合はバルブの頭部研磨およびアジャストスクリューの交換が必要です。
アジャストスクリューを取り外して両方をチェックしてみてください。
あと、このような場合はクリアランスを調整しても、バルブの回転具合により、
クリアランスの無い状態が発生する可能性があります。
このように音が消えなくなってしまった場合は、音を消そうとはせずに、
通常より広めのクリアランスを確保することを優先したほうが賢明です。
音は我慢すれば良い事ですが、クリアランスが少ないと不調の原因となります。
ただし広めに取るとますます磨耗が進みますので、いずれにしろ早めの修理が必要です。
さて冷間時の片肺現象ですが、再度キャブをチェックしてみて下さい。特にチョーク系!
チョークを解除した後もなるようだと左側が薄いのではないでしょうか?
プラグのかぶりは薄くても、濃くてもおきます。薄い場合は黒い粉状のススが付きます。
濃すぎる場合は湿ったようなかぶり方になります。さてどちらの状態でしょうか?
アールプロ門倉 |
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