Q: タペットスクリューの件
2008-11-12  質問者: 菅 原さん
大変ご丁寧かつ明確なお答えをいただき、ありがとうございます。
なるほど、さすがにメーカーの量産車は耐久性のバランスを考えて作られているのですね。当然レーシングエンジンなら、耐久性を犠牲にしてでも、両者の芯を一致させ少しでも機械効率をあげようとする所でしょう。とても勉強になりました。

ついでにと言っては何ですが、一つ質問させていただきます。
「オルタネーターのブラシは充電能力が低下するので線の所までは使えない」と書かれてあるのを拝見しましたが、残り何ミリまでが無難でしょうか。今TXに使用中の物は外側(早く減るんですよね)のが線まで残り約3ミリです。20年位前にツーリング途上ブラシの摩耗で立ち往生した経験があるので、気が気ではありません。
よろしくお願いします。
A:お答えします
こんにちは。


それではブラシの話をさせていただきます。
これは一種の言葉のあやでして・・・・・ ユーザーさんとの会話の中で、


「ブラシはまだ線まで減っていませんから大丈夫です」と言われます。
線以内は○、線を越えたら×と言う意味の線ではありませんよ! と言いたいんです。


同じことで、残り3mmは○で、3mm以下は×ということも言えません。
1台1台、ローターの電磁力も異なり、発電電圧も異なります。


ブラシの限界線を越えても問題ない車両もあれば、はるか手前で限界となる車両もあります。
ただ、今まで見てきた多くの車両は、線の手前で発電が弱くなり始めたという事です。


結論としては早め、早めに交換するか!常に予備を持っているか!のどちらかですね。
アールプロ門倉

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