| Q:
イグナイター、レギュレター |
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2008-03-31
質問者:ヤッシーさん
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全部交換するとかなりしますよね?
まずは点検でお願いします! |
| A:お答えします |
こんにちは。
全交換ですとブラシ(\3,000)、R/R(\18,000)、ローター巻き替え(\23,100)で、
合計44,100円となりますす。
それでは点検作業に入りましょう。最初にブラシの長さを測ります。
内側、外側共に四角部分が新品で14,5mm、10mmが使用限界です。
ブラシが短いだけで充電不良となりますので、必ず交換してください。
次にブラシを外して、ローターコイルのレール間の抵抗値を計ります。
テスターを用意して、Rx1もしくはRx10のレンジに合わせてください。
そこで0Ω調整をして、レール間の抵抗値を計ります。基準値は5?6Ωです。
この測定はエンジンが冷えた状態と、温まった状態の両方で実施して下さい。
冷えた状態での発電は良いが、温まると充電不良になるケースが多く見られます。
基準値以外ですとローターの巻き替えが必要となります。
それではブラシをまた取り付けてください。ACの発生電圧をチェックしましよう。
レギュレター/レクチ(R/R)の8ピンカプラー内の白線3本の電圧を測定します。
R/Rのカプラーは差し込んであるままの状態でOKです。外さないで計って下さい。
任意にA,B,Cと決め、テスターのAC-VレンジでA-B,A-C,B-C間に
測定用の赤ピンと黒ピンを差し込んで、測定して下さい。
3通りとも、3000rpmで25V以上あがればOKです。平均して弱い場合はローター不良
3通りの電圧値が異なる場合ステーターコイル不良が考えられます。
そして最後に、外側ブラシに適当な配線を繋ぎ、アースに落として下さい。
この状態で再度、ACの発生電圧をチェックします。
最初のチェックで発生電圧が低く、このテストで高かった場合は
R/Rの不良が考えられます。さて点検結果をお知らせ下さい!!
アールプロ門倉 |
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